SiSO流アイデアノート、付箋思帳。追加入替自由自在。でもね、ボストンノート N359-05って、2011年に販売終了していたんだ…。

公開日:  最終更新日:2016/05/05

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アイデアを思いついたらどんな風に書き残していますか?デジタルで残したほうが整理しやすいとか、アナログの方が直ぐに書き出せる感じがするとか、いろいろです。それに、実際、それぞれメリット、デメリットがあります。iPhone、Nexus7などのデジタルガジェットには、スケジュール管理や情報収集に活躍してもらっていますが、アイデアとかToDO、結局はアナログにノートに書いていたりすることが多かったりします。

ボストンノートN359は正方形付箋紙が2枚貼れる

あ、このエントリを書こうと思ったきっかけですが、愛用のマルマン・ボストンノート、N359-05(5冊セットだと「-05」が付くのかな?)を新調しようと思って探したら見つからなかったことからです。メーカーにメールで問い合わせたら、2011年に販売終了していたとの事。ががが~ん。あの時、店頭で見かけたのが最後だったのか…なんて日は覚えていませんが、大量購入しておけば良かったです。

このボストンノートシリーズ、とても質感がよく、表紙はまるで本のようで、実際、ハードカバーの本と同じようなつくりをしています。リングもしっかりしたもので、ヨレヨレしませんし、紙も上質なものが使われていて、万年筆で書いてもかなりいい書き味とのこと(実は、この紙にメモしたことが無い)です。

N359というのは、サイズが縦長型(153×86mm) 6ミリ罫のものです。リングに引っ掛けてあるのはシャープペンシルです。普段、使用しませんが、筆記用具が無い時のための非常用につけています。SAILORのSLIMSHOTというものを使っています。これまたもう廃盤かな?細いシャープペンシルの中では、握ったときの質感がいいので好きなのですが…。

で、153×86mmというサイズが絶妙なわけですが、何で絶妙かと言いますと、

 

75×75mmの付箋紙が2枚貼れる

 

ことです。幅86mmと言っても、実際にはリング分がありますので、75mmという幅はとてもいい感じになります。最近だと、アルコールストーブのことをよく考えていますので、思いついたら付箋紙にゴチョゴチョっと落書きをして、いい感じにまとまったらペタンっと貼っています。

で、実際に実験したりブログとかに書いてまとめたら剥がして捨てるって感じです。最近は、取っておいたほうが面白いかなぁ?なんて思っています。

長いものだと、ほぼ忘れちゃった状態で、数年、ず~っと貼りっぱなし(アイデア暖め中、ということにしていある)にしてあるものもありますけど。時々見直しては、ふむふむ、とやっています。

付箋紙をノートに貼って整理する「付箋思帳」というアイデア

そんなわけで、ボストンノート、付箋紙にいろいろなことを書いて、それを貼るためのスクラップブックみたいな使い方をしています。付箋紙を貼るために厚みが増すことを想定して、購入したら何も記入せずにいきなり20枚ほど紙を破ってしまいます。

万年筆で書いても裏写りしないような上質な紙を使っているにも関わらず、何も書いてもらえない上に、付箋紙を貼っては剥がされ、貼っては剥がされる日々、ボストンノートにとってはとても辛い使われ方かもしれません。

また、付箋紙も同じような気持ちかもしれません。本来、付箋紙は、補助メモ的な使い方をすることが多く、本情報があって、その一部分を目立たせたり、追加情報を入れたりするのが本来の使い方ではないかと思いますが、付箋思帳においては、ノートの紙面と同じ使い方がされています。しかもその割りに、最後、捨てられちゃいますし。

最近、マイブームのアルコールストーブだと、こんな感じで思い立ったことをチョコチョコっと書いて、ペタペタっと貼り、眺めなおして順番変えたりしています。変えているうちにまた違うアイデアが出てきて、またチョコチョコっと書いたりして。

ボストンノート、付箋紙、どちらも本来の使い方から外れまくり!な使い方…ということで、まあ、微妙な感じではあるんですが、ここ6年ほどは、この方法が気に入っています。

付箋に思いをチョチョっと書いてペタペタ貼り、時には眺めて妄想し、時には戦略的に並べ替えて、時には大きな紙に貼りだして。アナログながら、編集操作が簡単な、アイデアのためのアイデア帳です。

明日は、中身をちょっと紹介します。

 

今日の一言二言三言

 

アナログに ノートにゴニョゴニョ 書くほうが

アイデア出てくる なんでかな

 

例えば、ブログの文章とか、パソコンやスマートデバイスで入力してたりするわけですが、大体の場合、大筋のアイデアは既に固まっていることが多いです。パソコンいじっているときは、アイデアを練っているというより、既に練り終わったアイデアの肉付けや全体のバランス取りをやっていることがほとんどです。

その前段である、断片的なアイデアを出したり、そこから骨になるぐらいまでアイデアを練るのには、やっぱりノートなどにペンを走らせている方が心地よくて、見返すのも楽しいです。また、75×75mmの正方形に書き込むこの狭さが、なんとも歯切れ感が良くて面白かったりします。

マルマン様、是非、復刻希望、ボストンノートN359-05。よろしくお願いします。

 


落描解説:いつもいろいろなことに感心を持ってしまうので、頭の中って、こんな感じで散らかっています。いやー、もうちょっと集中できたほうが幸せかも。

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Comment

  1. Robyn より:

    昨日日本からニュージーランドに帰りました。旅の間一つ買いったかった物が見つかれなくて悔いが残った。やはりどこの文房具屋行ってもN359-05がない。。。今夜インタネットで調べおうとしたら。。。おかげさまで。。。なぜか分かりました。私も長い間このノートを利用しました。手に合う、ハンドバッグに合う、紙がよくて、シャープペンシルはリングにピッタリ。買ったのはRollbahnNRP05 でもちょっと長い、枚数ちょっと多い、カーバの品はN359-05と比べにならない,なれて来るかしら。。。

  2. SiSO より:

    Robynさん>
    コメントありがとうございます。ニュージーランドの方なのでしょうか? N359-05、高級感があって書きやすくて本当に素敵なリングノートです。SiSOも再販を願っています。時々、マルマンに問い合わせたら、復刻されるかも…地道にコツコツとですね。:-D

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