台湾の食堂やレストランでローカルフードを食べると、大抵、メニューにラインナップされている調定番メニューに、「酸辣湯（サンラータン）」というスープがあります。ちょっと酸っぱい味わいのある卵スープで、いろいろと不思議な食材が使われていて、なんだか栄養満点の、食べるだけで元気になりそうなスープです。

これをインスタントで再現した商品がありまして、なんと、かの有名なクノールから発売されています。でも、日本で売っているのは見たことが無いので、台湾生産で、かつ、台湾だけの取り扱いと思われます。

ザクっと結論から書いちゃいますが、海外旅行のお土産の場合、味や珍しさに加え、運ぶことも考慮しないといけません。そんなわけで、このスープ、以下のような理由でオススメです。

• 卵１つで手軽に酸辣湯を再現


• たくさん買ってもかさばらない


• 運送中に壊れたりしない


• 長持ちする


• 台湾産（全部そうかは不明）

パッケージ写真のようにするにはいろいろ具を追加する必要がありますが、基本は、800cの水で煮立てて卵を入れるだけです。それでこんな感じになります。これは間違いなく酸辣湯です。といいつつも、台湾の方に聞くと、「味はまあまあ」だそうで。そりゃまあ、いつも、お店で作りたてのオリジナル酸辣湯を食べていればそう思うかもしれません。でも、日本人にとっては間違いなく酸辣湯ですし、おいしいです。

ちなみに「港式」というのは、「香港式」とのことです。「台湾式」というのがあれば買いたかったのですが、まだ見つけていません。

「台湾で食べたあの味を！」という意味では「港式酸辣湯」よりは落ちますが、台湾のクノールブランドでは他にも数種類、台湾だけで売っていると思われるスープがあります。どれも、日本とは味付けが異なり、異国文化を堪能するにはもってこいです。きっと、クノール台湾有限公司みたいなのがあって、台湾の方が日夜商品研究されているのかもしれませんね。

• 香菇鶏蓉濃湯
  シイタケと鶏肉のスープです。風味は台湾風味です。酸辣湯と比較して、「台湾っぽさ」のインパクトが今1つですが、酸辣湯ばっかりだと飽きて来ることもあるかと思いますので、自分用のお土産としてよく購入しています。
  
   


• 川式酸辣濃湯
  これも酸辣湯ですが、「川式」とあります。なんでしょう？実は「四川式」のことです。つまり辛い！酸辣湯です。こまた美味しいですすが、辛いのは好みが分かれますので、まずは港式酸辣濃湯がオススメです。
  
   


• 金黄玉米濃湯
  商品パッケージを見たらわかっちゃいますが、「玉米」ってのは「トウモロコシ」のことで、台湾風コーンスープです。これも最後に卵を落とすので、いわゆる日本で食べるコーンスープとはだいぶ異なる味わいです。
  

世界中　探せばまだまだ　あるかもね

お手軽クノール　まだ見ぬスープ

きっと、世界中でいろいろな種類のスープを売っているんだろうな、と推測しますので、「クノール・ワールドフェア」みたいなイベントやったら面白いかもですね！ちなみにこれらのスープを、日本でも取り扱っているネットショップがありますが、4袋2,100円とかで、かなり高額です（普通に現地購入して輸入して、そこそこ儲けを出す、というコストを考えればそんなもんかも）。台湾で買うと、大きいスーパーならば1袋150円しなかったと思います。台湾に行った際には、ぜひ、食品売り場ものぞいてみてください。

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