オリンパス・スポーツホルダーCSCH-123レビュー、OLYMPUS TG-5に装着、ハイキングに行ってきたよ。氷柱がきれい!
登山中にデジカメをポーチから出して撮影するのって、結構、めんどくさいですよね。そんなわけで、バックパックのベルトに取り付けておき、片手でデジカメがさっと取り出せる!という、スポーツホルダーCSCH-123を使ってみました。使い勝手は、うーん、まあまあかな…。
OLYMPUSスポーツホルダーCSCH-123 、開封の儀
防水、防塵、耐低温性能はマイナス10度というタフなデジカメ、OLYMPUS TG-5、冬のハイキング(「登山」よりはライトな感じで)でもバッチリ活躍してくれます。
でも、ハイキング中、ポーチなどからデジカメを取り出して撮影するのはちょっと面倒ですし、ずっと手に持っていると、バランスを崩した時に邪魔になりそうです。
そんなわけで、オリンパスの純正品、片手でデジカメがさっと取り出せる!という、スポーツホルダーCSCH-123を購入してみました。オレンジとブルーのテンションコードカラーがあったのですが、所有しているTG-5がレッドなのでオレンジにしてみました。
公式サイトによれば、ベルトやリュックサックなどにカメラを固定でき、ホルダーに装着したまま撮影したり、片手で簡単にカメラを取り出せるようになっているとのことです。また、縦位置・横位置でも取り付け可能なベルトになっているとのこと。
コンパクトデジタルカメラ用アクセサリー スポーツホルダー CSCH-123 | ウェアラブルカメラケース | オリンパス
オリンパスのオプション品パッケージはデザインが統一されているのかな?パッケージは、ブルーとホワイトにツートンカラーになっています。
パッケージ裏側です。商品説明が日本語、英語、デンマーク語、フランス語などで書かれています。ポリエステルとEVAでできており、水にぬれても大丈夫なようになっています。
本体は浅いバスタブ状になっており、ベルトとショックコード、ぞれに樹脂製カラビナ、スパイラルコードで構成されています。
バスタブ形状は、上部(カラビナのある方)の方が浅くなっており、上からデジカメをスポッと差し込みやすくなっています。
縦位置・横位置に装着可能なベルト
裏側にはリュックサックなどのベルトに固定するための、フラットファスナ付きのベルトがあります。
このように開くので、リュックサックのショルダーストラップに縦に固定することができます。フラットファスナなので、多少ショルダーストラップが太くても大丈夫です。
また、ホルダーを横位置に取り付ける場合は、もう1枚のベルトを使います。縦位置装着時と違って1本になっちゃうため、ちょっと角度調整大丈夫かな?という気もしますが、チェストストラップと縦位置固定用ベルトで調整したら良さそうな気もします。
ショックコードは、本体側から出ている平べったいフックに引っ掛けるようになっています。
CSCH-123にTG-5を装着。サイズはぴったり、でもスポっとはいかない感じ
まずは落下防止用のスパイラルコードデジカメ本体に取り付けます。スパイラルコード先端には細い糸が付いているので、これをTG-5に通してクルっとやるだけです、
そしてTG-5をCSCH-123へスポっといれてみます…が、底のベルトに引っかかってしまいました。ちょっとTG-5を押し込んでみましたが、スポっとは行かないです。
下部ベルトをちょっと指で起こしてあげて無事収納です。さすが純正品、サイズはぴったりです。
TG-5をCSCH-123から取り出すときは、まず、ショックコードを本体フックから外します。
ショックコードには、ショックコードを引っ張るためのベルトが付いているため、簡単にフックから外すことができます。
これでTG-5をCSCH-123から取り外すことができます。
CSCH-123をリュックサックに取り付けてハイキング
というわけで、寒いですけど冬の低山登山に行ってきました。使っているリュックサックは、バックパネル(背中に接している面)をオープンできる、ファミリーユースに便利なやつです。
CSCH-123の上側についているベルトがチェストストラップの上にくるぐらいの位置で固定しました。リュックサックを背負っていない状態で見ると、だいぶ下の方についているように見えます。
でも、実際にリュックサックを背負うとこれぐらいの位置に来ます。右手で取り出すのにちょうどいい高さですし、左手の動きも邪魔せずいい感じです。
というわけで氷柱探しのハイキングです。
いい感じにたくさん伸びているところがありました。きれいですね~。かなり暗い状況でしたが、TG-5はレンズが明るいので、こういう状況でも期待に応えてくれます。
CSCH-123、使用感はいまいち、ちょっと改良が必要かな
「う~、さぶさぶ!」というつもりがすっかりホクホク暑くなって下山、無事、家まで帰ってきました。使ってみた感想なんぞ書きたいと思います。
使っていたら、液晶保護シートに傷がついてしまいました。ハイキング中にTG-5をCSCH-123から出し入れしているときに、ちょっと気にはなっていたのですがやっぱり傷ついていました。
この傷の原因ですが、CSCH-123の本体についているフックではないかと思います。このフックはショックコードをひっかけるためのものですが、これがデジカメを収納するときにデジカメ裏側に入ってしまい、それで液晶保護シートに傷がついてしまったと思われます。
デジカメを出し入れするという用途では、 ショックコードがコンバーターアダプターに引っかかってくれるだけで十分TG-5を固定できているので、その場合はこんな感じで上に引っ張り上げておき…
裏側に引っ掛けておいてもいいんじゃないかな?と思います。
後は下側のすっぽ抜けないようにする底部ベルト、これがTG-5を押し込むだけではなかなか開いてくれず、気持ちよくtG-5を収納できませんでした。
どうしてもこの辺で引っかかっちゃうんですよね。もともとこのベルトは閉じ気味なんですが、TG-5を抜くときにショックコードを引っ張るので、さらに閉じちゃうみたいです。
一発でこんな風にスポッと入ってくれると気持ちいいんですけどね~。
まあ、リュックサックに固定したときの感じはとても良かったので、デジカメを取り付けたままの状態での使用はばっちりと思われます。GPS有効にしてインターバル撮影モードにし、ずっと撮り続けたりしたら行動記録写真として面白いかもしれません。
でも、「デジカメを片手でさっと取り出す」という使い方ではイマイチでした。ショックコードの取り回しを見直して、ちょっと改造してみようかな~と思っています。
今日の一言二言三言
小雪舞う 寒い冬の 登山中
TG-5は 元気元気
登った山は大して高くない山でしたが、小雪が舞い、場所によっては残雪もありました。そんな時でもTG-5なら防水でしかも耐寒性能も高いので、気軽に持ち運べて楽しく写真が撮れます。
今回は、アルパインサーモボトルも持っていってカップ麺を作って食べました。お湯を沸かす必要が無いってのは、すぐに食事にありつけるということでもあり、寒いところではとてもありがたかったです。これまた便利さを実感した次第です。