iPhone 5sの壁紙サイズと視差効果を無効&減らす設定方法の話とか。

公開日:  最終更新日:2014/10/18

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iOS 7以降、視差効果というホーム画面に奥行き感を与える機能が実装されましたが、以前のサイズ(iOS 6時代)の壁紙を使用すると、妙に拡大されてしまいます。しかし、これは「視差効果を減らす」ことにより拡大しないようにすることができます。

iPhone 5sの壁紙サイズは744×1392

視差効果とは?派手で楽しいぞ

視差効果、iPhone 4sでは、ちょっとスムーズに動かないことがあるので無効にしていましたが、さすがにiPhone 5sではスイスイっと気持ちよく動作してくれます。

アプリからホーム画面に戻るとき、アイコンのあった場所にビューンと戻っていきながら他のアイコンが戻ってくる派手なアニメーションや、iPhoneを傾けると、まるで画面の中に奥行きがある様に壁紙とアイコンがずれて見えるようになりました。

下のスクリーンショットは、iPhoneを左右に傾けた状態です。壁紙とアイコンのずれ具合が違っていることがわかって頂けるかと思います。

iPhone 視差効果

iPhone 5sのディスプレイは「640×1136」ですので、素直に壁紙のサイズを考えるとこのサイズになります。視差効果(奥行効果)が動作すると、プニョプニョと動かす都合上、壁紙画像サイズは「744×1392」になります。

壁紙に指定した画像サイズがこれより小さいと拡大表示され、意に沿わぬ結果になるので注意が必要です。

視差効果を無効にする方法。奥行き感が少なくなっただけ?

iOS 7前から使用している壁紙を使用したいとか、視差効果がちょっと邪魔かな(眺めていると車酔いみたいになりませんか?)ということで視差効果を無効にしている場合、壁紙サイズは「640×1136」ということになります。

「設定」から「壁紙/明るさ」をタップすると、ロック画面とホーム画面の壁紙を設定することができます。この時、「視差効果:オン」というボタンが表示され、視差効果のオン/オフを設定することができます。

iPhone 視差効果

しかしやってみると、あらら?実際にはiPhone傾け表示が完全になくなるわけではなく、動きが半分ぐらいになる、という感じです。

iPhone 視差効果

いじっているうちに理由がわかってきたので、このあたりは、本記事後半で説明します。

「視差効果を減らす」でほとんど視差効果無効

視差効果を無効にするには、アクセシビリティから設定する必要があります。無効(正確には「減らす」)にすると、アイコンがビューン!と集まってくるようなアニメーションが無くなり、ちょっと落ち着いた雰囲気でフワっと画面が切り替わるようになります。

「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」と進み、「視差効果を減らす」をオンにします。ちょっと変な日本語の言い回しですが、「減らすのをオンに」します。

iPhone 視差効果

こうすると、そもそも壁紙を設定する時に視差効果が指定できなくなり、iPhoneを傾けてもホーム画面がゆらゆらしなくなります。

iPhone 視差効果

640×1136サイズの壁紙で表示実験

というわけで、サイズ比較がしやすい模様の壁紙を使って、640×1136(iPhone 5sのディスプレイ仕様と同じサイズ)の画像がどのように表示されるかを実験してみました。ネタ元は「iPhone向け壁紙配布サイト Papervillage」です。

視差効果有効(デフォルト)状態だと壁紙が大きくなる

壁紙が拡大表示されました。改めてそれぞれの方向に傾いている画像を見比べてみると、壁紙だけでなく、アイコンも移動していることがわかります。

iPhone 視差効果

壁紙指定時の視差効果無効で普通サイズ表示

よくよく眺めていて気が付いたんですが、壁紙指定時に視差効果を無効設定すると、壁紙はそのままのサイズで表示されているようです。でも、なんとなく奥行効果があるように見えるのはアイコンだけ動いていますね、ちょっとした発見です。

iPhone 視差効果

アクセシビリティにて視差効果減らすオン

こちらは、壁紙が拡大表示することもありませんし、iPhoneを傾けてもアイコンが動くこともありませんでした。

iPhone 視差効果

 

今日の一言二言三言

 

  • 視差効果有効時のiPhone 5s壁紙サイズは744×1392
  • 視差効果無効時のiPhone 5s壁紙サイズは640×1136
  • 視差効果減らすオン時のiPhone 5s壁紙サイズは640×1136

 

意外だったのは、視差効果時の動きです。有効時はアイコンと壁紙が、無効時はアイコンだけが動くというのが新しい発見でした。

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