マハゼを飼ってみて習性を観察、次回のハゼ釣りに役立つかな?泳ぎ回らない、仲良し、落ちてくるエサだけに反応。
実際にハゼを飼ってみると、ふーむ、なりほど、と思う習性を数々発見します。家族が「ハゼちゃん、かわいい~」と言っている横でも、ついつい「次はもっと釣りたいな~」と、ハゼの習性を観察してしまいます。
釣ったハゼ、氷締めしたのに復活。飼うことに。
先日、ハゼ釣りに行き、釣ったハゼは氷締めして持ち帰ったのですが、予想よりも多く釣れたため氷が完全に溶けてしまいました。そんなわけで、仮死状態のハゼもいるかな?と思っていたら、やっぱり一部のハゼが息を吹き返してしまいました。
子どもたちの要望もあって?(ハゼを飼いたいらしい)こんな感じで水に浸けておいたのですが、何匹かエラがパクパクと動き出しまして、普通の向きに戻るのが数匹でてきたので救助しました。
というわけで、現在、我が家の水槽で8匹のマハゼが元気よく泳いでいます。実はもっと息を吹き返したハゼがいたのですが…。
せっかくなので、習性を観察し、釣りに役立つ情報が得られないか研究してみることにしました。行動がダボちゃん(ダボハゼ)とだいぶ違い、興味深いです。
マハゼの習性その1・水底でまったり
思ったより、じ~っとしています。たまに元気な子もいますが、ほとんど、じ~っと底に貼りついています。飼い始めたころ、ピアノの音がすると反応して動き回ることはありましたが、それも慣れてしまったようです。
マハゼの習性その2・割と仲良し
マハゼたち、じ~っとしているだけでなく、割と他のマハゼと距離が近くても大丈夫、というか、かなり好んで傍にいることが多いようです。後述しますが、快適な場所があると、重なっていても気にならないぐらいの密着度です。
マハゼの習性その3・ゆったりとした変化 を好む
最初は単に、「くっつくほどそばにいるのが好きなのかな~」と思っていたのですが、ここって実は清浄フィルターの吸い込み口で、若干、水流があります。
また、こちらもエアーを送り込んでいるところです。
必ずと言っていいほど数匹はこの場所を確保しており、重なるほどかたまってもケンカしません。こういった場所が好きで、お互い、くっついても気にならないのではないかなと思います。
マハゼの習性その4・落ちてくるエサに鋭く反応
エサを水槽の中に落とすと、すごい勢いで反応します。それまでの水底でのまったりした行動とは打って変わって、時には数匹、飛び上がるように食いついてきます。
なかなかの勢いです。
マハゼの習性その5・落ちているエサは無視
マハゼとマハゼの間にエサが落ちているのがわかりますでしょうか?マハゼが取り逃したエサです。
ここに2切れあります。しばらくしてからもう一度見ると、落ちているエサも無くなっていることが多いので、のんびり散歩しているときに見つけたら食べているようですが、食いつきとしてはその程度のレベルです。
マハゼの習性その6・お腹が膨れるとエサは無視
お腹がいっぱいになったようです。こうなると、落ちてくるエサへの反応もなくなってきます。お腹をナデナデしたくなりますね!
次回は、飼うことで得られたマハゼの習性から、マハゼを釣る時のポイントについて考えてみようと思います。
今日の一言二言三言
飼ってると だんだんかわいく なってきて
きっと最後は 食べずに放流
飼っているとですね、やっぱりかわいくなってきて調理する気が失せてきます。ずっと水槽で飼っているのもマハゼに申し訳ないので、早いうちに放流してあげようと思います。
ささめ針(SASAME) AA605 ハゼ 夜光 糸付 8