OLUMPUSのホームページにTG-5向けファームウェアのアップデートが公開されていましたので、WindowsパソコンからUSBケーブルで接続してアップデートしてみました。アップデート中はインターネット接続必要っぽいです。

初めてのファームウェアアップデート

なんとなくちょっと品薄が解消してきた気がするOLYMPUS TG-5、外での写真撮影でも、雨に濡れることを気にする必要が無い（いや、レンズは濡れないように気を付けないと、写真がにじみますが）ので、いつでも気軽に扱えて楽しいカメラです。

OLYMPUSの公式サイトにTG-5のファームウェアアップデート情報があったので、やってみることにしました。デジカメでファームウェアをアップデートするのは初めてですが、どんな感じなんでしょ？

オリンパス

新しく公開されているTG-5のファームウェアは、Ver.1.1とのことです。

インフォメーションのリンクをクリックしたら、「コンパクトデジタルカメラ ファームウェア アップデート」のページにジャンプしました。ここに、OLYMPUSのコンデジに関するファームウェアのアップデート情報が集められているようです。

コンパクトデジタルカメラ ファームウェアアップデート | オリンパス

アップデート内容を確認してみると、「PC接続の安定性向上」と「GPS使用時の時計精度改善」とのこと。また、ファームウェアをアップデートすると、カメラの設定がリセットされるとの注意書きがあります。

まずはアップデートツールをインストール

ファームウェアのアップデート方法は、以下のページに詳しく書かれています。

[002179]カメラのファームウェアアップデート方法を教えてください。 (オリンパスデジタルカメラアップデーター使用) | オリンパス

何か別の技があるのかもしれませんが、基本的には、インターネットに接続されたWindwos PCまたはMACが必要なようです。簡単に書くと、３ステップになります。

1. OLYMPUS Digital Camera Updaterのダウンロード＆インストール。
2. TG-5（デジカメ）をUSBケーブルで接続、電源を入れてストレージモードにする。
3. OLYMPUS Digital Camera Updaterを実行し、カメラのアップデートを実行（インターネット接続必要あり）。

ということで、「TG-5用ファームウェアVer.1.1インストーラ」のようなアプリがあるというわけではなく、OLYMPUSデジカメ用アップデートツールがあって、それを使って各デジカメのアップデートを行うようになっています。

まず「OLYMPUS Digital Camera Updater」をダウンロードします。以下のページからダウンロードすることができます。

あとはダウンロードしたファイルを実行するだけです。

TG-5のファームウェアをアップデートしてみる

続いて、TG-5をパソコン（今回はWindows10のノートパソコンです）にUSBケーブルで接続します。

また、ファームウェアアップデート時はSDメモリを抜くように、とのことなので、たぶん挿しっぱなしでも大丈夫だろうと思いつつ、一応抜いておきます。

この状態でTG-5の電源を入れるとUSBメニューが表示されるので、この中から「ストレージ」を選択します。

OLYMPUS Digital Camera Updater、なかなかクールなデザインの画面ですね、かっちょいいです。

「現設定／マイセットのセーブ」という項目もありましたので、「もしかしたら、TG-5の設定を保存できるかも！」と期待して選んでみました…が、ダメでした。

それでは、ファームウェアのアップデート、いよいよ行ってみたいと思います。

アップデート中にデジカメがバッテリー切れを起こすと大変なことになるらしいので、フル充電したバッテリーを使ってくださいとのこと。そういえば確認していませんが、もしかしてTG-5、USBでストレージ接続している間は充電されないのかな。

何やらインターネット上にTG-5のファームウェアを探しに行っているようです。

新しいバージョンのファームウェアを見つけてきてくれました。ついでに現在のバージョンも表示されました。

「アップデートをする前に［更新内容を確認］ボタンを押して内容を確認してください。」とのことなので、一応、押してみます…ブラウザが立ち上がり、先ほど確認したVer.1.1の説明が表示されました。

では、「アップデート実行」ということで、いよいよ、ファームウェアのアップデートの開始です。

うぅ、ソフトウェア使用許諾契約書が表示されました。まあ、同意するしかないですよね。内容は割とソフトな気がします。

カメラへのデータ転送が始まった模様です。残り時間は２分、転送中は、絶対にカメラの接続ケーブルを抜いてはいけませぬ。

90%到達、そろそろ終わりかな？

と思ったら、プログレス（進捗）表示が消えてグルグルっと回る表示になりました。転送中とのことなので、先ほどの100%の中に含めてくれた方が不安が少なくてうれしいかな、なんて思います。

「ファームウェアのアップデート実行中」という表示に変わりました。

ちょっと遅れてTG-5の液晶モニタ表示も同じような表示に変わりました。ファームウェアのアップデート、うまく行っているようです。

後はカメラの液晶モニタに「OK」が表示されるのを待てばよいとのこと。

お、とても大きな、というか、あっさりしたデザインの「OK」画面が表示されました。これで無事完了です。

ファームウェアのアップデート後、設定は初期化

ファームウェアのアップデートが完了したのでUSBケーブルをTG-5から抜き、電源を入れてみたところ、言語設定から始まりました。

さらに日時設定も再設定する必要があります。

その他、ヘルプ表示モード（あれ、ちょっとうっとおしいですよね）なんかの設定も全部初期状態に戻っちゃったようです。でも、試しに写真を撮ってみたところ、写真データのファイル名は初期化されていないようです。ただ、SDメモリカード状の最後の番号からスタートしているのか、記憶しているのかはちょっと判断つきません。

上のスクリーンショットでは数字が１つ飛んでいますが、ファームウェアアップデート後に撮影して１枚削除しています。上記の可能性に気が付いていれば、削除しなかったのになぁ。失敗失敗。

今日の一言二言三言

とりあえず　ファームウェアの　更新が

成功したので　よかったよかった

以前、iPhoneのiOS更新でリンゴループにはまって苦労した経験があるので、この手のアップデートはいつもドキドキします。すんなりアップデートできてよかったです。

OLYMPUS デジタルカメラ Tough TG-5 レッド 1200万画素CMOS F2.0 15m 防水 100kgf耐荷重 GPS+電子コンパス&内蔵Wi-Fi TG-5 RED - amazon.co.jp 15m防水、防塵、高耐衝撃、高耐荷重、耐低温なのに光学４倍ズーム、高画質、4K動画にハイスピード動画対応のデジカメです。質感も良くていろいろ活躍してくれそうなデジカメです。