鉄製すき焼き鍋が錆ちゃっていたので、ちょっとお手入れ。こんなやり方でいいのかな?

公開日:  最終更新日:2016/08/17

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。

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昨日は土鍋でご飯を炊いてみたのですが、土鍋を発掘するときに一緒にすき焼き鍋が出てきました。考えてみればすき焼き鍋、もう7年以上使っていません。よく見るとあちこちに錆ていました。せっかくなので、錆を落として手入れしてみました。久しぶりに何かの料理に使ってみようかな。


 


■鉄製すき焼き鍋はなぜ黒い?


これは前から疑問だったのですが、恐らく、黒皮鉄なのではないかと思います。鉄を板状に延ばすときに「 熱間圧延」という工程があるそうですが、常温に戻るときに酸化皮膜ができるとのことで、この酸化皮膜をはがしていないものが黒皮鉄と呼ばれるものとのことです。冷却方法によって厚みが変わったりするとのこと。


で、溶接などをするのに酸化皮膜は不要なものなので、通常は剥がしてしまうわけです。しかし、素の状態の鉄よりも錆に強いということで、調理器具にそのまま使うことがあり、それが黒皮鉄と呼ばれる鉄材となります。


今まで、ダッチオーブンコンボクッカーを焼き慣らして酸化皮膜を作ったことはあるわけですが、温度から考えて、黒皮鉄ってのは、もっと高温で、いや、製品として整形されてからでは同じレベルのものは作れないものかもしれません。


そうやって考えると、錆ても、できれば剥がしたくないものように思ったりもします。まあ、赤錆でさびてきたら、進行を止めるためにも剥がすしかないのですが。


 


■錆落としスポンジでやさしくゴシゴシ


というわけで、錆が出てしまったかわいそうなすき焼き鍋。妻に、「すき焼きふるまっちゃうよん」と言ったものの、当時、すき焼き鍋が家に無くて、慌てて買ってきたものです。購入は10年前、最後に使ったのは、近所のドラッグストアで牛肉が当たったときで、だいたい7年前かと。あれ、美味しかったなぁ。



 


さて、100円ショップで買ってきた錆落としスポンジで、やさしくこすってみました。ああ、黒皮鉄(と思われる)が剥がれていって、後戻りできない道を進んでいるみたいで、なんだか不安になります。でも、錆もいい感じで落ちていきました。



 


裏、表、両方錆びていたので磨きました。こんなもんかな?



 


仕上げはガスコンロで焼きます。これで酸化皮膜ができるはずなので。写真でも、磨きで白くなった部分が灰色になっているのがわかるかと思います。たぶん、これがガスコンロ加熱によってできた酸化皮膜です。これですぐに赤錆がでてくる、ということは無いと思います。で、ちょっと伏線ですが、ガスコンロ程度で作る酸化皮膜って黒くないんですよね。これは、鋳鉄製のダッチオーブンをガスコンロで焼いたときもそうで、ゴシゴシ洗った部分はシーズニング状態に近いぐらい加熱しても、黒にはならず、灰色と言うか、しぶい銀色になります。



 


さて、話は戻りまして、ダッチオーブンコンボクッカーのシーズニングをしていてわかったのですが、鉄って、ほんと、直ぐに錆びてきます。錆保護用のシリコン塗装をゴシゴシっと落として、お湯を沸かしてさらに塗装を浮かして…なんてやっているだけで、空気に触れている部分はうっすらと赤くなってきます。この程度の場合、タオルで拭けば取れるレベルですが、面白いようにすぐに赤くなってきます。


 


■すき焼き鍋の保管方法


すき焼き鍋、そんなにしょっちゅう使うものではないので(よく考えてみると、使おうと思えば、いろいろな調理で便利に使えそうではありますけど)、また長期保管しておくうちに錆が出そうです。ガスコンロでつけた酸化皮膜(黒錆)はすごく赤錆に強いものとも思えませんし…(少なくとも、元々の黒皮より弱そう)。そんなわけで、食用油を塗って保管することにしました。定番ですが、さらに新聞紙に包んでおくことにしました。



 


食用油は酸化していくとのことなので、次回、使うときには洗ってから使うことにします。実際、どれくらいの期間で酸化して体に悪くなるんだろう?という疑問が発生。現在、ダッチオーブンコンボクッカーのお手入れ方法について、あれこれリサーチ&考察中なので、一緒に調べてみます。


 


■我が家のすき焼きレシピ


ちなみに我が家では、すき焼きを作るときに割り下は使いません。段階的に肉を焼いて野菜並べて、醤油、砂糖、食べて再び具を追加って感じで作ります。元々は、野菜や肉、糸コンニャク等を鍋に並べて、上から砂糖や醤油、お酒をドバ~ってかけて一気に仕上げるのが祖父母、両親から教わった作り方ですが、このあたりで有名なお店がそうやっていたのをみて、これは美味しいなぁと思って調理方法を変えました。


そのお店もかなり昔からあるお店なので、この地域特有の作り方って、どっちなんでしょう?


 


 


■今日の一言二言三言


 


また当たれ!


美味しいお肉、食べたいな。


 


懐かしいこと思い出したなぁ。まだ子供が生まれる前で。やっぱり、食器とかって、思い出とともにありますよね。それにして和牛って、どうしてあんなに高いんだろうなぁ。なかなか手が出ません。買い物に行ったときにキャンペーンとかやっていたら、なるべく応募するようにはしているのですが当たりません。


美味しい話はなかなか無いようです。


 


 




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