キャンプの荷物を減らす強い味方!たためるウォータージャグ ジャバル7.5L、蛇口が折れた…ので修理。
蛇腹式折りたたみウォータジャグ・ジャバル7.5Lの蛇口部分が割れてしまったので、100均で購入したダクトテープ?らしきもので修理してみました。耐久性はわからないですけど、なかなかいい感じの強度、扱いやすさです。
テントサイト内に水場があると超便利
コンパクトカーでのキャンプでは、荷物を減らす工夫とキャンプでの快適性を損なわないという、相反する要素を工夫してバランスさせる必要があります。その1つがサイト内に設置する水場です。
普通なら、でっかいウォータータンクにがっしりとしたスタンド、という形になりますが、我が家では折りたたみウォータージャグと折りたたみチェアで代用しています。
テントを設置したサイトから水場が近ければ問題ありませんが、ほとんどの場合、そこそこ離れた場所になります。やはり、水場がそばにあると、ちょっと手を洗ったり、食材を洗ったりするのに便利です。ところが我が家はホンダのフィットというコンパクトカーで、家族4人、荷物も限界まで積んでいます。
ウォータータンク、あると便利なんですが、だからと言って車に積むのもつらいという事で、ペコペコっと畳むことができるウォータータンクも使っていた時期があるのですが、自立性に難があって今一つ使いづらく、現在は、蛇腹タンクがペコペコできて自立してくれるウォータージャグを使っています。このあたりの詳しい話はこちらの記事でどうぞ。
で、このウォータージャグ・ジャバル7.5L、見るからに蛇口周りが折れそうな雰囲気があります。
やっぱり外ケースが割れてしまいました。運搬中ではなく、SiSO-Jr.2が勢いよく蛇腹タンクをつぶした時に割れたと思われます(布張りの椅子の上に置いてやっていたので、たわんだときに蛇口部分に力がかかったと予想)。
この部分が割れても水が漏れることはありませんが、ちょっと危ないですし、見栄えもよくないので修理することにしました。
ダクトテープらしきものでお気楽に修理してみる
ジャバル7.5Lの蛇口部分、蛇口周辺が割れただけでは水漏れすることはありません。半透明の蛇腹部分、上部の緑の硬質樹脂製の底カバーでフタをするような構造と違い、下部はペットボトルのような底構造になっており、緑の底カバー がほとんどの部分は水漏れに関係ありません。
これといって丈夫に接着できそうな接着剤も思いつかなかったので、耐水性のあるダクトテープ(かの有名なダクトテープではないです)を使うことにしました。100均キャン★ドゥで購入したものです。
テープで補修する場合、なるべく広い範囲に貼り付けたほうがしっかり固定できますので、蛇口周りを分解することにしました。
蛇腹タンクには蛇口の部分だけ穴が開いています。蛇口は底カバーと一緒に六角ナットで固定されています。
指ではちょっと回らなかったので、プライヤーを使うことにしました。フタの部分が大きく開いてくれるので、こういう時、とても作業がやりやすいです。
分解してみたところです。左からナット、底カバー、パッキン、蛇口です。底カバーは最低限、この部分さえ割れていなければ水漏れすることはありません。
パッキンは傘が2つ付いています。大きい傘の方が蛇腹タンク内の方になります。
蛇腹タンクと底カバーは両面テープでも固定されているようです。はがすともっときれいにテープ補修ができそうですが(内側からも)、なかなか強力に貼りついていたので今回は剥がさないことにしました。
ぎりぎりまでしっかりテープを貼るということで、まずは蛇腹タンクの穴は無視してテープを貼ります。
そして、カッターナイフで穴を切り抜きます。
元のように組み立てていきます。まずはパッキンです。かさの大きいほうが内側になります。
ここはなかなかすんなり入りませんでした。どうしても最初はパッキンの傘が、蛇腹タンクと底カバーの間に入ってしまいます。パッキンは柔らかいので、じわじわと少しずつ、蛇腹タンク内に引っ張り出しました。
後はナットを取り付けて閑静なのですが、これがなかなか回しづらいです。
というわけで、蛇口の方をグルグル回します。
締まってきたらナット側もちょっと動かして最後の位置調整をして完成です。
そうえいば、100円じゃないですが、ダイソーでも同じタイプの小さなものが売っていますよね。あれはあれで、もっとバイクツーリングでのキャンプなんかだと、ちょうどいいサイズかもしれません。
たためるウォータージャグ ジャバル グリーン 7.5L – amazon.co.jp 本記事で紹介しているウォータージャグです。実際にキャンプに持っていって使ってみました。7.5Lというがちょっと少ないかな?と思いつつ、運ぶ時のスペースは取りませんし、自立してくれて、しかもちょっと狭くて不安定な100均の折りたたみ椅子でも倒れません。 |
今日の一言二言三言
あれば安心 防災グッズに ダクトテープ
今回、補修には100均キャン★ドゥで購入したダクトテープを使用しましたが、本物ってどんなものなんでしょう?
ダクトテープの歴史をちょっと調べてみると、アポロ13号での修理に使われたり、冒険野郎マクガイバーの重要アイテムの1つだったり。「ダクトテープ」(正確には「DUCT TAPE」)は商標のようなので、どこかの会社のものがオリジナル、他社のものは対抗製品なんでしょうかね。
しっかりと「ダクトテープ」という名前が付けられた製品は、ホームセンターでは見たことがないような気がします。まあ、オリジナルのダクトテープにこだわる必要はないので、さらに性能の良いものがあればその方がいいですけど。
余談ですが、以前、バイクツーリングでガムテープを持ち歩いてた時は、5m分ぐらい四角く畳むように巻いて持ち歩いていました。そうすると、ウエストバッグの隙間にも入るので、便利ですよ。今は、サバイバル用品で、短くコンパクトにしたものも売っているようです。
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