Evernote – iPhoneでも見やすいタグの付け方。アルファベットと階層化で狙ったとおりにソート表示。

公開日：2013/01/17 最終更新日：2014/12/16

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。

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先日のエントリで、Evernoteは、ノートブックは１つ、タグはたくさん使ってノート管理をしているという話を書きましたが、タグについてちょっと補足します。iPhoneのような小さな画面でも、素早く目的のタグを見つけ出せるよう、タグの付け方にはマイルールがあります。

■「上」と「下」というタグを作ると「下」が先に。

あまり参考にならないかもしれませんが、現在のタグリストの一部をお見せします。縦に長いので編集してあります。スクロールバーがまだ延びているのは、まだまだ続きがあるからです。

タグの名づけマイルールで一番重要なポイントは、

アルファベットを使ってタグ命名する

ことです。これは、タグリストから該当するタグを見つけやすくするためです。タグリストは、恐らくはキャラクターコード（昇順）でソートされた状態で表示されます。

例えば、「上」と「下」それぞれで始まるタグをつくると、どちらが先に表示されると思いますか？なんと、「下」の方が先に表示されてしまいます。「上なんだから上でしょー！」と言いたくなりますが、そうはなりません。ひらがなやカタカナならともかく、漢字でタグ名をつけてしまった場合、どのような順番で並ぶのか、さっぱりわかりません。漢字コード順なので、がんばればわかるかもしれませんが、そんなに記憶力があったら、Evernote不要かも。:-P

漢字コードは無理ですが、アルファベット順ぐらいでしたら頭の中に入ります。アルファベット（英語、ローマ字問いません）を使って、タグの名前をつけるようすれば、iPhone等で、タグリストをスクロールして目的タグを探す場合でも、おおよその位置が予想できますから素早く探せるようになります。

■タグの階層化は短縮単語で接頭ワード

Evernoteの素晴らしい機能として、タグの階層化があります。今のところ、iOS用Evernoteでは階層化されたタグを開いたり閉じたりすることはできません（パソコン版、Android版はできます）が、それでも階層化しておくと、何かと便利です。

Evernoteの場合、タグは１アカウント内でユニークなものである必要があります。例えば、「NEW」というタグを作って「INF」の下にある「NEW」を置いたとしても、別のタグの下に「NEW」を置くことはできません。これは使い勝手がいいとか悪いとかいう話よりは、製品コンセプトに関わるところなので賛否両論かと思います。

SISOの場合、階層フォルダに慣れてしまっているクチなので、「INF」の下にも「NEW」を置きたいですし、別のタグの下にも「NEW」が置きたい、ということが発生します。そこで、

INF
INF/NEW
INF/NEW/…

という名前でタグをつけることで、この悩みを解消しています。

接頭ワードなのでなるべく短くしたいということから、基本は３文字程度に圧縮した文字列を使っています。「KNOWLEDGE」なら「KNW」という感じです。ここからは、それぞれ、どのようなデータを管理するかによるのでしょうが、２階層目まではアルファベットで、３階層目は自由に使うようにしています。

接頭ワードですが、覚えられるとか、うまく整理できるのであれば、極端な話、１文字でもよいかと思います。今でもEvernoteに何を入れるか整理しきれていないので、まあ、３文字ぐらいが妥当かな、と思います。

現状、iOSのEvernoteがタグの階層表示に対応していないので、こういった運用の方が使いやすいと思います。しかし、今後の対応状況によっては、またベストと思える管理方法は変わってくるでしょう。

■タグに漢字を使う場合は一覧性を重視

タグに漢字を使用しても、タグを階層化させ、１画面、或いは軽くスクロールさせる程度で見える範囲に収まっているのであれば、問題なく、すぐに目的のタグにたどりつくことができます。要は、ボリュームの問題（タグ数、表示面積、一度に認識できる数）の問題で、広大なタグの中で、すぐに目的のタグにたどり着けるかどうかだけです。

そんなわけで、３回層目は、リスト表示してもそれほど多くならないことから、漢字でもOKにしています。