iPhone – iPhone4Sのカメラは被写体に何センチまで近づけるか実験(接写側の撮影可能距離)
すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。
iPhone4Sのカメラって、なかなか使えるな!と思うのですが、あまり細かいことが公表されていないように思います。スペックより感性で使え!ということなんでしょうか。まあ、それもありなのですが、ちゃんと把握しておいた方が要らぬミスを防げるということで、撮影可能範囲の距離について、ちょっと実験して調べてみました。
事の起こりは、ミニカーを撮影していた時のことです。「おー、iPhone4S、綺麗に撮れるなぁ」なんて思って撮影していたのですが、撮影した写真をじっくり見ていたら、どうも期待通りになっていない、ということに気がつきました。それが、次の写真です(冒頭の写真は、実験の結果から「期待通りになるように」撮影した写真です)。
これだけだと判りにくいのでので(縮小してありますし)、縮小せずに切り出したもので見比べてみました。左からライト、フロントタイヤ、リアタイヤの縮小なし画像です。余談ですが、CARS2では、ステッカーから本当のライトになりましたね。さらに余談ですが、フランチェスコのライトはすごくかっこいいです。あんなライト欲しいです。
フォーカス(ピント)はライトにあわせたつもりだったのですが、どう見てもリアタイヤにフォーカスが合っています。これじゃあモヤっとして迫力なくなっちゃいますよね。きっと、ミニカーに近づきすぎちゃって、iPhone4Sのカメラがフォーカスしきれなかったんでは無いかと思います。数値が公表されているわけではないようですが、1cmとかいうレベルで被写体によって撮影できるカメラではなさそうです。
■近接撮影距離の実験
といわけでちゃんと数値化してみようと思い、例によって実験してみました。ちょうど机の上に載せてあるマットが方眼になっているので、これを使って位置合わせをしました。背景は見やすいように白にしてありますが、白画用紙を向こう側において撮影しています。
この写真だけはDMC-FZ28で撮影しています。
実験に使ったのは、愛用のスティックノリです。書いてあるとおり、しわになりにくくていいです。100円ショップでも売っていて、重宝しています。実は、被写体としてもうちょっと気の利いたものを探したのですが、意外とおもしろいもの(エッジがそこそこある、平面的な小物)が無くて、これで勘弁してください。
撮影距離は、2cmから12cmまで、1cm間隔で撮影しました。環境としては、時間帯は朝、窓にやや近いところで自然光のみで撮影しています。
■iPhone4Sから少しずつ離して撮影するとどんな変化がある?
後は、ひたすら、すこしずつ動かしながら撮影してみました。データは、3264×2448の写真を360×270に縮小、それだけだとフォーカスが合っているかどうかわかりませんので、「シ」の文字の「下の点」部分を切り抜いた、縮小していない画像を並べました。
- 被写体までの距離 2cm
- 被写体までの距離 3cm
- 被写体までの距離 4cm
- 被写体までの距離 5cm
- 被写体までの距離 6cm
- 被写体までの距離 7cm
- 被写体までの距離 8cm
- 被写体までの距離 9cm
- 被写体までの距離 10cm
- 被写体までの距離 11cm
- 被写体までの距離 12cm
■実験結果
実験の結果から、9cmか10cmあたりからフォーカスが合っているように見えます。Blog等のネット媒体等に載せるために小さく加工して使うのであれば、6cmぐらいで撮影したものでも使えそうですが、解像度目一杯とか、それなりの大きさで使用するものであれば、9cm以上離れて撮影する必要があるということがわかりました。
というわけで、iPhone4Sで被写体に近づいて撮影する時は、
9cm以上離れて撮影
しましょう。
実験の結果により、冒頭の写真はミニカーから10cm離れて撮影し、それを6cmから撮影したのと同じ大きさになるように編集(トリムとリサイズ)したものです。参考用に、編集する前の状態から単純に縮小したものもお見せします。背景余白部の広さが、冒頭の写真とは異なっていることが判っていただけるかと思います。
ライト、フロントタイヤ、リアタイヤの拡大画像を見ると、前の方にフォーカスが合っていることが確認できました。これで意図通りになりました。
こういうことがわかったからといって、いい写真が撮れるわけではありませんが、ちょっとした気遣いと特徴の理解で、しなくてもいいミスを回避できます。いくらスナップやメモ写真でも、できれば綺麗に撮りたいですから、覚えておいて損は無いと思います。
あと、気づかれた人もいらっしゃるかもしれませんが、よく見ると、フォーカスの差以外にも写真のイメージがちょっと違っています。左は6cmから撮影、右は10cmから撮影してサイズ編集したものです。なんとなく、左の写真の方が「迫力」があります。わずかですが、左の写真の方が「ノーズが大きく」見えませんか?「宇宙戦艦ヤマト」とかの「ド迫力」なアレです。
これについては、「画角」というものを意識しないといけないようです。また、実験して実感できたらエントリ書きます。
■ボケた写真をなんとかする方法について
実験結果のところで、「Blog等のネット媒体等に載せるために小さく加工して使うのであれば、6cmぐらいで撮影したものでも使えそうです」と書いたのですが、
「6cmで撮影した写真、縮小したってボケてるジャン」
ですよね。確かに、単純に縮小しただけではボケているのが丸見えですが、このこの手の被写体でこのサイズならなんとかなります。
はい!こんなもんでどうでしょうか?すごくくっきり!とまでは行かないまでも、まあまあ見れる写真になったのではないかと思います。WindowsのフリーソフトでJTrimというのがありますが、これを使って修正してみました。他にもいろいろなツールが使えると思います。被写体にもよりますが、これぐらいだったらなんとかなります。
それでは、iPhone4Sで気軽に写真ライフを楽しんでいきましょ!
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購入参考情報などです。SISOが使用しているAU版iPhone4S白ロム機と関連商品は以下の物です。リンク先はamazon.co.jpです。最近はSIM下駄を入れてスマホ化したので、アクティベイトカードは使っていません。
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