iPhone – 日常生活でもiPhone4Sのカメラでいろいろデータ化して保存・管理をすると超便利!
すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。
iPhone4Sを持つようになって、以前より写真を撮ることが多くなりました。元々、デジカメは子供と出歩く時ぐらいしか持ち歩かなかったのですが、iPhone4Sを持つようになってから、一人で出張している時なんかでも写真を撮るようになりました。またそれ以外に、データとしての写真を撮るようになりました。そんなわけで日常生活にて「役に立つなぁ」と思った、データ管理のための写真撮影の話とか書いてみようと思います。
いろいろな評価のあるiPhone4Sのカメラですが、普通にスナップ写真を撮るぐらいなら、かなりいい感じです。また、「写真を撮る」というカメラ単体性能だけでなく、iPhone4Sはスマートデバイスですから「撮った写真をどう使うか?」という、データ活用の面もサポートしてくれる総合的な能力を持っています。
そんなわけで、いろいろな物を撮影して、そのままiPhone4Sで管理してしまうことで便利に使っています。
■iPhone4Sのカメラは、スナップには十二分な性能
SISOの写真撮影スキルですが、気軽に家族の写真を撮影する程度です。我が家にもデジカメがありまして、CASIO EX-Z1080(製品情報)とPanasonic LUMIX DMC-FZ28(製品情報)です。CASIO EX-Z1080は2007年夏モデルで1010万画素のコンデジです。Panasonic DMC-FZ28は2008年夏モデルで、なぜかこちらも1010万画素です。昔はキヤノンの赤い線の入ったレンズとか持ってましたが、今はこの程度のカメラを使っているぐらいのユーザーです。
iPhone4Sの800万画素と言うスペックは2006年あたりのコンデジと同等ぐらいかと思いますが画素数だけではカメラとして性能が良いか判断はできません。レンズなどのハード的なものもありますし、フォーカス能力や画像処理エンジン等も大切な要素です。また、起動時間、保存時間等も大切な要素になります。iPhone4Sを使ってみてわかったことは、そのあたりをトータルで考えても、かなり使えるカメラだということです。
スナップ写真を撮るという前提での使用感ですが、iPhone4Sのカメラについては、光学ズームと動体撮影を除いたらEX-Z1080とほぼ同じぐらいの基本性能で、発色がもうちょっといい感じかな?と感じています。FZ28については、マニュアル操作系が加わっていますから、まあ、ちょっと質は違うかな?という気もしますが、でも、ズーム使わずに止まっている物を撮影すると、やはり同じぐらいの綺麗さかな、と思います。
色合いについてですが、iPhone4Sで撮影した写真の方が鮮やかに見えます。多分、カメラ内部での画像処理の違いだと思います。そう言い出すと、ちょっと浅はかなイメージを持たれてしまうかもしれませんが(カメラとしての本質を追求していないとか)、デジカメとしては1つの大事な要素だと思います。
あと、iPhone4Sはスリープ状態からカメラで撮影可能になるまでの時間が短いことが素晴らしいです。ホームボタン2度押しで1秒ぐらいでシャッターを切れます。これはスナップ写真を撮るシーンにおいて非常に大切な要素です。また、保存も速くて次の撮影までの待ち時間も少なく、ストレスが溜まりません。
でも、動いているもの(子供達)とか撮ると、やっぱりコンデジの方が成功率が高いなぁと思います。iPhone4Sでもフォーカスロックを駆使すれば何とかならないことも無いですが、それはそれでなかなか難しいです。単純に写真を撮影することが目的であれば、光学ズームも実装されていることを考慮すると1万円ぐらいで売っているカメラの方がきっと良いです。
最近、Nikon COOLPIX S6200(製品情報)が気になっているんですけど…すごくお値打ちでいい感じなんですが…。小型軽量光学10倍16Mピクセル。すごいコストパフォーマンスです。こんなスペックのカメラが、アマゾンで1万円ちょっとで売ってます。「えー!」という感じ…時代は進んでいるのですね。
「iPhone4Sのカメラは、スナップには十二分な性能」とサブタイトルをつけた割には、ちょっと萎んできてしまいましたが、いや、ほんと、日常のスナップを撮ったり、メモったりするには、十二分な能力があります。また、撮影した後のアレンジがまたおもしろいですよね。このあたりは、さすがコンピュータです。というわけえ、引き続きiPhone4Sならでは、という話を続けます。
■iPhone4Sで写真を撮ることが増えた一番の理由
それは、用途が広がったことです。スナップとしての写真だけではなく、書類や形状のデータとしての写真です。iPhone4Sを手にしてから、書類や取説、子供の積み木の絵柄に子供雑誌の付録なんかも撮影しています。こういう、ストックデータ的な使い方をしても、
- 写真を探すのが速い。超快適なスクロール速度。
- 拡大縮小もラクラク快適操作。
- アルバム管理で、整理整頓。
- アプリでコントラストなどの編集可能、印刷も可能。
- Evernoteに入れるもよし、GoodReader配下に置くもよし。
なので、管理することに苦を感じません。パソコンでは、ViXというフリーソフトを使って写真データ管理していますが、スクロール速度で言えば、iPhone4Sの方が速いです。あ、ちなみに、雑誌の付録は、破ってしまった時にプリンタを駆使して作り直しちゃったりしています。まあ、ゆがみが出たりしますが、実用範囲です。
デジカメでも最近のモデルでは、フォルダ管理的なことができるものもあるようですが、デジカメ単体でいろいろなアプリを入れてあれこれ整理・活用していく、という使い方はまだできないと思います(できそうなものも出てきましたが…)。
さて、特に効果的と感じているのは、おもちゃの取説です。
家電等の取説は書籍スタイルになっていることもあって、大事に取ってあることが多いのですが、おもちゃの場合、
- 紙一枚ものが多く存在感が薄い。
- 購入する数が多い。
- 箱が取説になっていることもある。
- 子供が見たがるので渡しておいたらゴミになった。
- 電池のフタの開け方が特殊。
などなどの特有事情があります。
そんなわけで、電池交換する時にどうやって開けるのかがわからなくなってしまい、インターネットであせって探すことがよくあります。
こんな時、デジカメでちょいちょいっと撮影しておいて、データをパソコン保存しておけばいいのですが、これがなかなか面倒です。デジカメを出してきて撮影、その後、パソコンを起動してデータ転送して、整理フォルダ作って…。それに、見るときも最終的にはパソコンに向かう必要がありますから、やっぱりパソコンの起動を待つ必要があります。ドキュメント探すとのインターネット探す時間が同じぐらいになってしまうのであれば、手間の割に美味しくありません。
■書類データ保存のためのiPhone4Sカメラの性能
というわけで、EX-Z1080、LUMIX DMC-FZ28、iPhone4Sで比較をしてみました。まあ、時々ネットで「iPhone4Sのカメラは数年前のコンデジと云々」みたいな記事を見ますので、ちょうどいいでしょう。
ターゲットは、とある有名な玩具の取扱説明書です。あまり詳細がわかるようなものだと、いろいろと問題がありそうですので、全体を縮小したデータと、部分的にトリムしたデータを掲載します。ちなみにターゲットのサイズは、約26x36cm、いわゆるB4ってやつです。
まずは全体からです。3台の機器で、だいたい同じような範囲になるよう、被写体までの距離を調整して撮影しました。ズーム操作はどのカメラでも行っていません(本当は望遠側にした方が歪みが少なく撮れるんですけどね)。かなり縮小していますが、なんとなく商品名が読めてしまうのはさりげなくスルーしてください。
左からEX-Z1080(3648×2736)、DMC-FZ28(3648×2736)、iPhone4S(3264×2448)です。それを160×120までツールで縮小しています。写真撮影したとき、どの機体でも撮影領域に対して同じような大きさで撮影できていることがわかっていただけるかと思います。
EX-Z1080 | DMC-FZ28 | iPhone4S |
続いて、約2mm角の文字部分(ルビは0.7mmぐらいです)を、95×35にてトリム(拡大/縮小せずにそのまま切り抜いた)したデータです。iPhone4Sは若干画素数が少ないので、その分、字が少し小さくなっています。
EX-Z1080 | DMC-FX28 | iPhone4S |
どのカメラも2mmの文字は十分に読むことができ、0.7mmの文字は若干差が出ていますが、人間なら読めるレベルでしょう。実は、FZ28のAFが一番甘かったことが発覚してショックです…。まあ、手持ちで撮影しているので、ブレも若干入っていると思います。言い方を替えると、手持ちで軽く撮影したB4の印刷物でも、十分読み取れる精度で撮影することができます。それにしても…あまりiPhone4Sをベタ褒めしたくなかったのですが、率直にiPhone4Sが一番きれいに撮影できていると感じます。さらにレンズ口径や本体の厚みを考慮すると、iPhone4S、超上出来です。
このようにiPhone4Sは、B4程度の印刷物でも
十分に読めるだけの撮影能力を持っています。
しかも、iPhone4Sならばデータ管理もできますから、マニュアルがPDFで供給されていれば、それを一緒に入れてGoodReader等で管理することも可能でしょう。アプリで写真にコメントを書き込んで保存することもできます。大事なのは、いろいろな情報を集約し、それを管理する能力を持っているということです。それにより、あちこち探さなくて良くなります。時間も節約できますし、イライラすることも減ります。いずれは「iPhone4Sの中を一番最初に探す」という状態になると思います。
iPhone4Sのすごいところは、これだけ使えるカメラが、写真データを管理・編集ができてスケジュール管理やメール送受信もできる超小型コンピュータに実装されていることだと思います。
取説入力から管理・保管・活用まで1台でOK!
という、スマートな環境を提供してくれます。取説に限らず、幼稚園の配布物や携帯電話会社の契約変更の紙など、なんでもOKです。このあたりがスマートデバイスの醍醐味なのでは無いかと思います。携帯している機器だけで事が全て済みますから、子供達との時間も確保できるし、思い立った時にデータを取り込み、思い出したときにすぐに取り出すことができます。
ただまあ、こうやってデータをあれこれ入れ始めると、どんどんメモリ容量を使ってしまいます。そんなわけで、SISOはiPhone4Sの中でも64GBモデルを使っています。こういう使い方が気軽にできちゃうと、iPod touchじゃなくてiPhone4Sにして良かったと、改めて思います。
iPod touchだったら、デジカメにEye-Fiを入れてダイレクトモードで転送するのいいかもですね。実験していないので詳細まではわかりませんが、それはそれでなかなか世界が広がりそうな使い方だと思います。iPhone4Sのカメラより高性能なものを求めたら、その方が正解かもしれません。Eye-Fi Mobile X2 8GB EFJ-MB-8Gが良いのかな…ちらっと調べてみたら製品比較表がありました。現在は、Connect X2とPro X2もダイレクトモード対応済みになっているようです。
Amazonリンク…Eye-Fi Mobile X2 8GB、Eye-Fi Connect X2 4GB、Eye-Fi Pro X2 8GB
こういうデータ管理の事始は、まずは気軽にポケットからiPhone4Sを取り出して、データを集め始めることをオススメします。管理が困る量になってからデータ整理をしても大丈夫です。
データ整理は後からでもできますが、
オリジナルが無くなったらデータを取れません。
そんなわけで、気がついたらヒョイヒョイっと写真を撮ってみてはいかがでしょう?iPhone4Sは、きっとあなたの期待を裏切りません。なーんて。
今回、BLOG書き用に撮影したデータを細かく見てたら、さらにiPhone4Sが好きになってしまいました…。
iPod touch 64GやAndroid携帯の購入を検討して悩んだ挙句、AU版iPhone4S 64G(白ロム無契約)を購入して愛用しています。購入経緯は以下のエントリでどうぞ!
購入参考情報などです。SISOが使用しているAU版iPhone4S白ロム機と関連商品(使っているのはブラックモデル64Gです)は以下の物です。
その他AU版iPhone4S白ロム機商品情報リンク(アマゾン )
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