メチャロボ/教材に求められる事項

公開日:  最終更新日:2014/06/05

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。

まずは「創意工夫の機会」として、子供(10歳前後あたり)にいじってもらう二足歩行ロボットとして、どのようなものが最適か考えてみました。


まず、市販の10万円前後のキットではないと思います。理由は、完成されている、ブラックボックスが多い、高価すぎというのが理由です。もちろんキットなので、自分で組み立てるという楽しみがあるのですが、それは一回だけで、例えば、まったく違うものに組み替えられるか?というとそうではありません。それに、親御さんから見て、この先、いい教材となるかおもちゃとなるか、わからないものへの投資としては大きすぎます。


また、重さも子供にとっては片手で持つには重すぎるでしょうし、パワーも結構あるので安全とは言いがたいです。また、費用面でも、本体以外にパソコン、充電器等が必要で、部品を壊したときの懐の痛み具合が大きすぎます。気軽さという点においても、家の床の上で動かしただけで、床が傷だらけになる可能性が高いことから、あまり気軽に動かせるものでもないと思います。また、バッテリの管理といったことも必要になりますし、机から落としただけで壊れるようでは失格です。


そういった意味では、Robovie-iはちょうど良いスペックのロボットで、Variboはかなり近いかな、と思います。しかしながら、ブラックボックス要素もありますし、安いといっても数万円、ロボ・ホビーストから見ればお買い得感はありますが、一般の方からみて「安い」と思われるか?というと、決して、安い買い物ではないと思います。


もちろん、最新技術(なのかな)に触れることができる、という意味ではとても有意義なものではあると思いますが、継続的に動かすとなると、少々、高価かな、と思います。


「創意工夫」の前には「理解」という大事なプロセスがあります。パソコンを使ってマイコンと通信し、サーボモータを動作させてロボットを動かすという中で、次ステップへ進めるだけの理解を得るのは難しいことなのではないかと思います。もちろん、こういうデバイスがあるということと使い方を理解し、それをどう使うか?という点では十分な効果があると思いますが、じゃあ、教材で使ったロボットのような感じの、新設計ロボットを自分で作ってみようか?というレベルの理解、及び実行に達することができるとは思えません。


SISOが期待する次ステップというのは、それをどう使うか?なのではなく、自分だったらどんな風に作る?というアプローチで新しい物を生み出し、 SISOを驚かせて楽しませて欲しいのです。なんて自己中な表現…でも、本音です。それが、将来、新しい物を生み出す力の基礎となると思うんです。


そこで、メチャロボの条件をいくつかピックアップしてみました。「創意工夫の世界を体験」してもらうための具体的な要件としては、子供達が、自分で組み立て、改造できる、つまりお小遣いの範囲で好き勝手できるようなものにしなくてはいけないと思います。また、後で友達と遊んで楽しいものでなくてはいけませんということで…。



  • 親和


    • 小学生が片手で持てるぐらい軽いものであること。

    • 操縦できるもの(有線で構わない)。

    • 机から落としても壊れない。

    • 家の中で動かしても、床を傷つけたりしない。

    • 使用方法の簡単な工具で組み立て可能。

    • 友達がそれを見て作れ、あとで一緒に遊べるもの。

    • 二足歩行ロボットであること。


      • メチャロボは「おもちゃ屋で買えないもの」であることが必要。
        (同じカテゴリのものが買えないという意味です。)

      • おもちゃ屋で売っている玩具よりも魅力的。

      • 親御さんも興味を持てるもの。

  • 調達


    • 模型屋で購入できるものであること。

    • ロボットのための部品ではないこと。

    • 総材料費は3千円程度。

    • 追加部品も千円以下の部品が基本。

  • 維持


    • 充電器やパソコンなど、他の投資を必要としない。

    • 乾電池駆動できる。

    • 取扱が難しいものは使用しない。

    • 100円ショップで売っているような箱に収まる。

    • 保守として部品交換をしても千円以下。

  • 構造


    • 仕組みが目でみて動かしてわかる構造。
      (お子さん、親御さん含めて)

    • 組み換え可能な構造である事。

    • 再現性がある(誰が作っても同じように動く)こと。

もちろん、10万円の二足歩行ロボットキットには、かっこよさや完成度でかないませんが、「完成度は低い」、「簡単だけどツボを得た機構」、「自分のお小遣いの範囲」というのが、創意工夫の余地を与え、理解度の促進をし、自己責任で管理するという気持ちを育てるのではないかと期待します。

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