ニトスキ!ほうれん草を山盛り蒸し焼きで一気にしならせて卵を落としたらココット風。
スキレットでほうれん草を炒めて卵を落として蒸し焼きにしたら、「ほうれん草と卵のココット」みたいになります。家庭菜園の大きなほうれん草をいただいたいので、一気に山盛りで調理してみました。
炒める前にほうれん草って茹でるもの?まあ無水調理のノリで
ニトリでスキレット(19cm&16cm)を買ってからというものの、毎週のように妻にお願いして週末の食事で一品作らせてもらっています。今回は、大きなほうれん草をいただいたので、ガッツリと一気にほうれん草2束使っちゃいます。
我が家では炒め物をするときはほうれん草は下茹でしていません。灰汁抜き(あく抜き)することで、栄養を吸収しやすくなったり身体に少々悪かったりといった話はありますが、昔(何十年も前)よりエグ味とかないように思います。
そんなわけで、かっこよく言えば「無水調理」、違う言い方だと、先に蒸し焼きにしてしならせてから炒めています。
ほうれん草は洗ってびしょびしょのまま使います。この水分で蒸し焼きにすることで一気にしなしなになってもらいます。また、茎(「じく」と呼ぶ方が一般的でしょうか)を敷き詰めるように先にスキレットに入れ、その後、葉っぱ部分を入れるといい感じです。
水分が足りないかな(なかなかほうれん草が小さくならない)という場合は、上から水をちょっと入れてあげてください。今回はちょっと足しています。ほうれん草が無い状態で水を入れてしまうと熱いスキレットから水や油が跳ねて危険なので、ほうれん草の上から入れるようにすると安全です。
ほうれん草とおとし卵のココットっぽくスキレットのレシピ
作り方は簡単で、ほうれん草2束をザクザクっと切り、スキレットで蒸し焼きにして嵩を減らし、塩コショウで炒めたら最後に丸くまとめて卵を落として蒸し焼きにするだけです。
材料はこんな感じ。
- ほうれん草:2束
- 卵:1個(が理想的かなぁ。今回は3個入れてます)
- 塩、コショウ:少々
- オリーブオイル:適当に
- ニトスキ:19cm
立派なほうれん草です。これをザクザクっと5cmぐらいに切ります。まな板から完全にはみ出しているのは気にしない方向で。
熱したスキレットで油返しをして弱火にし、ほうれん草を茎の方から入れていきます。スキレットは19cmを使いました。なんかもうどうでもいいような高さになっています。
で、無理やりフタをします。すると、だんだんほうれん草がしぼんできます。実はなかなかしぼまなかったので、水を少し(大さじ2とか3とかぐらい)足しました。これによって水蒸気が発生して熱の回りが速くなります。
ほら、だいぶしぼみましたよ。まだフタを開けるとパンパンですが…でも、これぐらいから炒めに入ります・
あ、ちょっと蒸し焼きやりすぎたかな…だいぶ小っちゃくなっちゃいました。塩コショウをして炒めます。風味付けでオリーブオイルをちょっと足してもいいかも。
ほうれん草を丸くまとめたら、真ん中に穴をあけて卵を落とします。ビジュアル的にはやはり卵1つですよね!
でも、家族の要望で3個になりました。
後は卵の白身が固まるぐらいに蒸し焼きにします。
はい!完成です。
妻、SiSO-Jr.1には好評、青野菜嫌いなSiSO-Jr.2には不評…
うーむ、スキレットでそのまま食卓に並べると、どうってことない料理でも見た目がグレードアップします。
おいしそう、いただきます~。ほうれん草大好きです。昔、兵庫県に出張していた時、毎日帰りが遅くて宿の晩御飯が食べれず、近所のファミレスでこれをいつも食べていたことを思い出します。
半熟卵にほうれん草を絡ませながら…塩コショウが程よく効いていてお酒がすすみますです。
むふっ、流れ出した黄身が熱でまだ固まっていきます。スキレット、さすがの保熱力ですね!これをはがしながら食べるのもまた旨し!
ベーコンなどを入れてもおいしくなりますよね。そのときは、ほうれん草が半分ぐらいにしなったら一旦スキレットから取り出し、ベーコンを炒めてそこへほうれん草を塩コショウとともに加えるのが良いかと思います。
実は、SiSO-Jr.2(小学1年生)には不人気でした。もともと青野菜があまり好きじゃないのですが(学校での給食はプライドで食べているようです)、シンプルな味付けは今一つだったようで。半熟の黄身は大好きなので、もうちょっと食べるかと期待していたのですが、ちょっと残念です。
思いっきり細かく刻んで豆腐焼きに入れてやると食べるので、青臭さが嫌なわけではなさそうですが…なかなか手ごわいです。
今日の一言二言三言
オーブンを 使うと思うと なんとなく
敷居が高い 気がするかな
ココットって料理名の最後についていることがあるので、どんな意味かと思っていらべてみたら「鍋」でした。広義にはスキレットもココットかな。
この手の料理は本来オーブンで焼くことが多いようですが、なんとなく余熱とかめんどくさいな~なんて思って、ほとんど使ったことがありません。どうしても上面に焼きを入れたいときは、オーブントースターや魚焼きグリルで仕上げてます。スキレットはオール鉄製なので、オーブン、オーブントースター、魚焼きグリルに入れても大丈夫です。
本当はそこのところも紹介したいのですが、あまりきれいじゃなくて…いつか掃除をしようかと…と言いつつ、何年かなぁ。
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