ダイソー・たまごのプッチン穴あけ器を使えば、ゆで卵は失敗知らず?比較実験してみたよ。
卵を茹でていたらお鍋の中で殻が割れてしまい白身が飛び出しちゃうことってありますよね。殻の割れを防いでさらに殻をむきやすくしてくれるというグッズが100均で売っていたので、試してみました。いや、結局、全部うまく茹でれたんですけどね…。
卵を茹でていると殻が割れてしまう理由
以前、卵を茹でていると割れてしまう理由を調べたことがあったのですが、一番有力だったのは、卵の中に入っている空気が熱で膨張して逃げ場が無くなり、殻を押し割ってしまうというものです。
卵の中身は白身と黄身であり、どちらも液体っぽいものですが、薄皮に包まれています。卵のお尻の方(とがっている方とは逆の丸い方)には、殻と薄皮に隙間があり、「気室」と呼ばれています。
生まれたての卵は気室はほとんどありませんが、時間が経つにつれて水分が失われ、その分、気室が大きくなっていきます。
上記の説明で書いているキーワードでネット検索してみたら、とてもわかりやすく説明してくれているサイトがありました。
我が家の場合、卵は週一の特売日に買うことが多いため、すんごく新鮮、ということはあるかもしれないしないかも、という感じです。そんなわけで、そこそこ気室も大きくて割れることがあるのかもしれません。
空気は熱くなると膨張しますので(20℃が100℃になると3割り増しぐらい)、それによって殻内部の圧力が上昇、殻が割れて白身がはみ出してしまうんでしょうね。そこで、卵のお尻に穴をあけてあげれば殻が割れにくくなる、という話があります。
我が家では卵を茹でる前にお尻をコツンと割り、水を少しだけにしてゆで卵を作ることがほとんどです。殻のお尻には日々を入れているのですが、それでも時々、失敗して白身がビロンと出てしまうことがあります。
そんなわけで、卵の殻に穴を開けるグッズを購入してみました。
ダイソーでたまごのプッチン穴あけ器を購入。ロック機構付き!
購入したのはダイソーの「たまごのプッチン穴あけ器」というものです。なかなか良い商品で、ロック機構が付いているので、不意に針が飛び出すことが無いこと、そして、マグネットが付いているので冷蔵庫などに貼り付けておくことができることです。
ひよこのシルエットなのに、ゆで卵のお助けグッズというのがちょっとブラックなような…。
仕組みは、卵を突起部分に押し付けると、中に入っている針で卵の殻に穴を開けるというものです。深さは約2mmです。百均浪漫の方で詳細説明していますので、よろしければご覧くださいな。
他のメーカーからも同様の製品が出ていますので、どれも原理は同じだと思います。ただ、先にも書きましたが、針が出てくるグッズなのでやっぱりロック機構付きが安心かな?ということで、ダイソーで販売されていたものを購入しました。
使い方は簡単で、突起部分を左に回してロックを外し、卵を押し付けるだけです。
下の写真では指で押していますが、針が付きだしているのがわかりますでしょうか?これで卵の殻に小さな穴を開けるわけですね!
それではプチっと…実際には、ゴツっみたいな感触があります。
卵のお尻に小さな穴がいているのがわかりますでしょうか?あと、よく見ると、小さなヒビも少々入っています。大丈夫かな?
比較実験をするので、穴を開けた卵には「あ」と書いておくことにしました。
そのまま、お尻ヒビ、穴あけ、ゆで卵比較実験
というわけで、穴を開けたたまご「あ」、お尻を軽く割ってヒビを入れた「わ」、何もしていない「な」の3種類(料理の都合上、ゆで卵が4個必要なので卵は4つです)を準備しました。
普段は水ちょこっとで蒸し茹でるのですが、今回はなるべく一般的に、ということで卵が全部つかる状態まで水を入れ、水の状態から茹でてみました。
沸騰して10分ほど経過したので、ササっと水で冷やします。このとき、お玉を使ってゆで卵だけ鍋から取り出し、水で冷やすと効率が良いです。ドバっとゆで汁ごと入れてしまうとなかなか冷えません。
というわけで、まずは穴あけ器でプチっとやった卵です。
きれいに殻をむくことができました。
殻の方を見ても、かなり殻がプルンと剥けているのがわかります。
続いて、お尻をコツンと割ってヒビを入れた卵です。
こちらも結構いい感じで剥けました。これは我が家の定番です。
さらに何もしていない卵です。って、ちゃんと割れずにゆで上がっていますね…。
これも結局きれいに剥けてしまいましたが、でも、殻はちょっと細かめになりました。
結果的にはどれも茹でている最中に割れることなく、きれいに殻も剥けてしまいました。でも、穴を開けた卵とお尻を割った卵は殻がプルンっと剥けた感はあります。
ゆで卵を半分に切ってそのまま豪快卵サンド
というわけで、ゆで上がった卵は半分に切ります。ゆで卵って、包丁で切ると黄身がすごく引っかかりますよね。テグスとかで切った方がきれいに切れるのですが、常備しているわけではないので今回は包丁でカットしました。
後は食パンにスライスしたトマトなどと一緒に挟んでサンドイッチのできあがりです。
なんか、たくさんのニコニコした視線を感じて楽しい気分になります。今回も、妻、子ども達、みんなよろこんで食べてくれました。
今日の一言二言三言
ゆで卵 プチっとお尻に 穴開けて
殻も割れず 失敗知らず
…となるはずだったのですが、結局、全部きれいにゆで上がってしまいました。強いていえば、お尻に穴を開けた卵とヒビを入れた卵は殻をむきやすかったかな…。なんでこういう実験の時に限って失敗しなんでしょうね???今度、失敗率の高い、水少し茹ででやってみようかな。
まあともあれ、ヒビを入れるのは力加減が難しいので、穴あけは便利そうです。というわけで、穴あけ器、1つあるとゆで卵失敗知らず(たぶん)になる…のではないかと。
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