収納時は厚さ2.5cm。3電源対応の卓上扇風機、ドウシシャ・コンパクトスリムファン SSF-106U
仕事部屋はエアコンかあるのですが、座席の場所によっては暑かったり、外から戻ってきたときだけ暑かったりすることがあります。そんな時、小さな扇風機があったらいいかな?と思って購入してみました。
コンパクトで引き出しにも収納可能な薄型卓上扇風機
このシーズンになると100均でコンパクトな扇風機が出回り始めますが、ちょっとパワーもないし、置いて使うには小型すぎるので、もう少ししっかりしたものを、と思って、PIERIA コンパクトスリム ファンという、卓上扇風機を購入してみました。
本体の厚みが2.5cmしかないため、本棚や机の引き出しに簡単に収納することができます。また、13枚羽ということで、薄いのにたっぷり風が届く!らしいです。
電源は、家庭用電源(専用ACアダプタで接続)、USB電源、乾電池で使うことができますので、外で使うときでも、電池動作、或いはモバイルバッテリでUSB給電して使うことができますね!
コンパクトスリムファン SSF-106U、開封の儀
箱の中には扇風機本体とUSB電源、ケーブル、説明書が入っていました(あら、USB電源、一緒に写真を撮るのを忘れてしまいました)。
扇風機本体です。収納状態なので薄っぺらいですね。幅は14cmなので引き出しに他の文房具類と一緒に入っちゃいます。A5サイズをイメージしてもらえればOKです。
型番はSSF-106U、MADE IN CHINAです。DC5V動作が定格なので、USB機器に合わせて設計されているんでしょう。後で紹介しますが、付属している電源アダプタ、表示を見る限りではしっかりUSB電源アダプタです。
サイズは幅14 × 奥行2.5 × 高さ21cm(収納時)
製品サイズです。収納時は幅14 × 奥行2.5 × 高さ21cmです。2個ならべたらA4ファイルボックスにぴったりはいるのかも。
重さはカタログスペックでは約0.3kgとのことですが、測ってみたところ256gでした。
電源はAC100V(アダプタ)、USB、乾電池の3種類
付属の電源アダプタです。ケーブルはもろUSBで反対側が電源プラグになっています。
電源としての品質はわかりませんが、5V1Aの電源アダプタです。また、入力電圧は100~240Vということでワールドワイドな仕様にっています。
電源アダプタの方もなかなかコンパクトで、電源アダプタ本体部分の高さは4cmほどです。
電源アダプタの差込口は扇風機本体の横、ジョイント部分の中央に穴があり、ここにプラグを差し込みます。あまりにも自然に穴が開いているので、ここが電源プラグ差し込み口とは思わず、ちょっと探しちゃいました。
プラグのでっぱりも少なく、いい感じのデザインです。
電池は扇風機の下側(足側)に入れる部分があります。
試しにNiMH充電池を入れてみます。乾電池よりちょっと太いのですが、どうでしょうか?
お、バッチリ入りました。電池ボックス部分が乾電池に合わせてギリギリに設計してある製品だと、きつかったり入らなかったりすることがありますが、この製品は大丈夫です。
小さいわりに静かだけど、がんばってる分、ちょっと音は大きめかな?
というわけで試運転してみます。スイッチは、一度押すとローパワー、もう一回押すとハイパワー、さらに押すと停止するようになっています。
うーん、結構、ミュイーンという音がうるさいですね…このサイズのファンとしては静かだと思いますが、こういう小型扇風機と比べると、音程が高いせいもあるかもしれませんが、うるさく感じます。まあ、ファンがブンブン回っているPCが横にあったら、それほど気にならないかも、ぐらいですが。
SiSO-LABの隠れ家で使っているミニ扇風機ですが、こっちの低速運転の方が静かで風量が多いように感じます。やっぱり、そこそこのファンサイズでゆったり回る扇風機の方が静かなんでしょうかね…。そういえばこの扇風機、かなりの年代物で、もう樹脂パーツがボロボロになってきました。そろそろ買い替えようかな。
楽しい風力実験。電源別に風量測定
分解はしていませんが、恐らく中身はとてもシンプルな機構なのではないかと思います。そんなわけで、電源によって風量が異なるのではないかと思い、ちょっと試してみました。
AC電源アダプタ(USB 5V)
まずはAC電源アダプタで送風してみます。実は、プレ実験で、付箋紙を付けてみたものの、電源を変えてもひらひら具合がほとんど変わなかったことが発覚したので、iPhoneでモーター回転数を測定しています。
iPhoneで実行しているアプリは「Giri RPMチェッカー」というアプリです。
お、8,236.5rpmです。モーター音から回転数を測定するアプリなので、倍々で誤差が出ることがありますが、なんとなくな感覚でこんなもんでしょう。
NiMH充電池(1.2V x4)
続いてNiMH充電池です。ニッケル水素充電池っていうやつです。電圧は1本あたり1.2Vですが、充電直後は1.3V以上あります。従って、AC電源アダプタよりもパワーが出るのではないかとひそかに期待しています。
付箋紙を貼るだけで風が吹いている感じがわかっていいな、と思いつた所までは良かったのですが、特に差はありません。
モーター回転数の方は…お、8,963.2rpmということで予想通り、ちょっと上がっています。
アルカリ乾電池(1.5V x4)
最後はアルカリ乾電池です。アルカリ乾電池の電圧は1本あたり1.5Vです。しかし、初期値はもっと電圧が高く、1.6V以上あります。ということは、一番パワーがでるのではないでしょうか?(持続するかは別にして)
もちろんですが…アルカリ乾電池もちゃんとセットすることができます。
それでは期待を込めて…付箋紙のヒラヒラ具合に変化はありません。でも、風が吹いている感があっていいですね!
モーター回転数の方は、お、9,124.7rpmということで最高回転数を記録しました!!
というわけで定電圧回路などは内蔵していなさそうです。となると、どうやってローパワーとハイパワーを切り替えているのか気になりますよね。やっぱり分解してみようかなぁ。
今日の一言二言三言
モーターの 出力切り替え どうやって
やっているのか 気になるこの頃
思ったより音が大きいというか聞こえやすい音域の音が大きかったので、静かなオフィスだとちょっとブィィンと目立っちゃうかも。でも、隣の人が持っている縦型ファンよりはだいぶ静かです。
ちょっとザワザワっとしているオフィスなら気にならないレベルかな、と思いつつも、もうちょっと羽が大きい扇風機の方が、同じ風の量ならばゆっくり回るはずなので、その方が静かでいいかも。
とは言っても収納時、薄くなるのでデスクの引き出しにも簡単に入るのはがっつりオフィス向けで良いですね!
また、USB電源や電池動作もできるということで、アウトドアなんかでちょっと、という場合にも役立ちそうです。
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