USBで単3/単4ニッケル水素充電池を充電、モバイルバッテリーにもなって非常時はアルカリ乾電池も使える充電器。
富士通の1台3役 面白?充電器を買ってみました。元々、パソコン(USB)でNiMH充電池を充電できる充電器を探していたのですが、なんとモバイルバッテリーにもなります。また、モバイルバッテリー時はアルカリ電池も使用可能です。
ミニ四駆レース会場でNiMH充電池をモバイル充電したい
レースによっては充電器の持込が禁止されているところもあります。そんなわけで事前確認は必要ですが、整備中にNiMH充電池を充電(追加充電がメインですけど)できたらいいと思いませんか?
残念ながら整備ブースにAC100Vのコンセントがあることは稀なので、そもそも普通の充電器を使うことができません。
そこで、もしかしたらUSB給電で使えるNiMH充電池用の充電器があるんじゃないかな?と思って探していました。USBから充電できれば、パソコンで充電したり、モバイルバッテリーから充電することができます。
なかなか検索キーワードが難しくてちょっと調査は難航しましたが、面白い製品に出会いました。しかも有名どころの製品ということでちょっと安心感もあります。
富士通 USBモバイル急速充電器(高容量タイプ) FSC341FX-B(FX)T
なぜか高容量ニッケル水素充電池付きの方が安いんだよね
というわけで、あれこれ調べてようやく見つけたちょっとニッチ?なUSBモバイル充電器、早速購入しました。大きさは普通の単3形充電池用充電器と同じぐらいです。どういうわけか流通価格は1,900mAhタイプよりも2,450mAhタイプの方が安いです。
高容量2,450mAhの単3形ニッケル水素電池4個付き
このUSBモバイル急速充電器、ホワイトとブラックがありまして、同梱されている単3形ニッケル水素充電池の容量が違います。ホワイト(FSC342FX-W)の方は1,900mAh、ブラック(FSC341FX-B )の方は2,450mAhが付属しています。
USBモバイル急速充電器本体は、メーカーのホームページを見たところ、充電や給電の性能に違いは無さそうということから、色違い製品のようです。
1台3役「USBモバイルチャージャー」に4本タイプもラインアップ!-”スマホ・タブレット充電器”と”富士通 充電池の充電器”+”乾電池式の緊急スマホ充電器”- | FDK
緊急時はアルカリ電池でスマホやタブレットを充電可能
このUSBモバイル充電器は、USBから単3/単4型充電池を充電するだけでなく、スマホやタブレットに充電することもできます。通常はニッケル水素充電池にて充電すればよいのですが、停電が長引くような非常時は、アルカリ電池でスマホやタブレットを充電することができます。
単3形アルカリ電池4本でどれくらいスマホを充電できるのか?というあたりについては、これから実験をしてみる予定です。
ただし、アルカリ電池を充電することはできません。
入力はDC5V/最大1A、出力もDC5V/最大1A。重さは約80g
入力(USBからニッケル水素充電池を充電する時の電気)はDC5V、電流は最大1Aとなっています。そのため、普通の小ぶりなUSB ACアダプタで充電することができます。モバイルバッテリーからも充電できるはずなので、これはまた実験してみようかと思っています。
約1,400mAhのモバイル機器を1.3回充電可能。1,820mAh相当
満充電したHR-3UTHC(付属の2,450mAhニッケル水素充電池)4本で、約1,400mAhのモバイル機器を1.3回充電できる能力があるとのことです。
1,400mAhが1.3回ということは、1,820mAhということかな?この辺、ちょっと話がややこしいですが、恐らく3.7V(リチウムイオン充電池の一般的な電圧)のことを言っていると思います。
HR-3UTHCはニッケル水素充電池なので4本で4.8V2,450mAhのバッテリーと言えるわけですが、これをどう計算したら3.7V相当(まあ、変換効率とかもありますけど)になるんでしょ?ま、ボチボチっと考えてみます。
と、パッケージを堪能したところで、いよいよ開封です。
充電用USBケーブル付き!ちゃんと保証書付き!
パッケージの中には、取扱説明書兼保証書、充電器本体、単3形ニッケル水素充電池4本、そして充電用のUSBケーブル(片方はマイクロ)が入っています。
さすが富士通、ちゃんと保証書も付いています。
充電は同時4本だけど2本単位。単3形、単4形の組合せもOK
この製品を調べていて、去年ぐらいかな?型式が変わっていたのでもしかしたら2本単位充電が1本単位充電に改良されているかな?と期待していたのですが、残念ながら仕様に変更は無いようです。
左側はUSBからの充電、右側はUSBへの給電コネクタ
本体真ん中に充電と給電の切り替えスイッチが付いています。スイッチの操作する方向が使用するコネクタの方向と合っているのでわかりやすいですね!スイッチ下の白い部分はLEDが入っています。充電時は赤色にうっすらと光ります。
左側にはminiUSB-Bコネクタがあります。こちらは充電器として使用する場合にUSBアダプタなどから給電してもらうために使用します。
右側には普通サイズのUSBコネクタが付いています。こちらはスマホなどを充電するために使用します。
裏側にいは穴が開いています。恐らく電池を取り出しやすくするためのものと思われます。
充電器本体は中国製。スライドするフタ付き。
充電池やアルカリ電池をセットする部分には、スライドするフタが付いています。
スライドしていくと、最後、ちょっと引っかかっるようにはなっていますが、割と簡単に抜けます。
充電器本体はMADE IN CHINAでした。
ニッケル水著充電池は日本製!容量が大きければ重さもそれなり
ニッケル水素充電池はブラックでちょっと悪役な感じです。オレンジのリサイクルマークが妙にかっこよく感じます。
充電器本体は中国製でしたが、ニッケル水素充電池のほうは日本製です。
ニッケル水素充電池は容量が多い方が高性能なイメージがありますが、重さという点では容量が多い方が概ね重いです。ミニ四駆用に考えると、放電能力が高くて軽いことが高性能と言えます。
例えば、富士通のニッケル水素充電池の場合、2,450mAhタイプは30g、1,900mAhタイプの方は27gとなっています。対してタミヤのネオチャンプ(ニッケル水素充電池…900mAhぐらいかな)の場合は、たったの19gです。
重さはカタログ調査でわかっていたので、ミニ四駆に使用する予定はありません。仮に1,900mAhタイプを選んでも27gということで、どちらもミニ四駆には不向きです。ということで、容量の多い方にしました(なぜか流通価格、高容量の方が安いというのもありましたけど)。
これからいろいろ充電したり放電したりして遊んでみようと思います。
富士通 USBモバイル急速充電器(高容量タイプ) 「単3形ニッケル水素電池4個付き」 FSC341FX-B(FX)T – amazon.co.jp USBからニッケル水素充電池を充電したり、その充電池からスマホやタブレットを充電したり、非常時は単3形アルカリ電池4本でスマホやタブレットを充電できる便利なUSBモバイル急速充電器です。2,450mAhの単3形ニッケル水素充電池4本付きです。 |
今日の一言二言三言
モバイルの バッテリーとしては ちょいでかめ
だけどいろいろ できて楽しそう
モバイルバッテリーとして考えるとちょっと大きくて重くて容量が少ないですが、ニッケル水素充電池用充電器としては標準的なサイズだと思います。USBチェッカーもつないでみて、どれくらいの容量があるのかとか調べてみようと思います。
富士通USBモバイル急速充電器FSC341FX-B(FX)T
ミニ四駆をコースで走らせるとき、必ずしもAC100Vが使えるわけではないので、USB給電でニッケル水素充電池が充電できたら便利だなと思って購入しました。モバイルバッテリー機能もあり、こちらもそこそこ使えます。アルカリ電池でのスマホ充電もできます。 |
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