FUTABA RS301用サーボホルダ試作第一弾

公開日:  最終更新日:2014/06/05

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。

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ようやくできました!のFUTABA RS301用サーボホルダ試作第一弾です。いろいろ勉強しました。でも、まだ勉強が足りない感じです。


まずは何か作ってみよう、ということで、割と気楽にやろうと思ったのですが、なかなか時間が取れず(へばっていて)進みが悪かったのですが、何か形ができると急に気持ちが晴れますねー。


というわけで、今回、反対軸に使用するのは「セルフクリンチングフラッシュナット」。M2ネジ用のもので、1.5mm厚のアルミ等に使用するものですが、以前、2mm厚用で試したときに、ABSやポリカでも結構しっかりと固定できるのがわかっていたので、これを使用する事にしました。このナットはちょっと特殊なナットで、4.4mmの穴を空けておいて、そこに圧入することで材料に固定されます。で、あとは普通のネジ穴として使用できるようになるものです。左がセルフクリンチングフラッシュナットで、右が反対軸側の部品です。溝が彫ってある部分の厚さが1.5mmで、ここの穴に押し込みます。


 


穴にセルフクリンチングフラッシュナットを入れておき、万力でぐいっとはさみます。だいたいナットが全部部品にめり込んだら完了です。あ、ネジを差し込む方向とは逆の面から押し込みます。これで、セルフクリンチングナットの六角の部分にあった材料が、テーパー状の部分に押し込まれて固定されます。


 


というわけで、全部の部品をつけてみました。実は数回作りなおしました。こういう、サーボに密着させる部品ってのは、NCフライスの加工精度(とかズレ方向とか)や、サーボケースの精度によってうまくはまらなくなります。そんなわけで、作ってみてはちょっと修正、なんて感じでやってました。実際、これでも、ネジを締めた時にポリカの自作スペーサが少しひずんでしまい、一部、板が反ってしまっている部分があります。そこはちょっと小さくするべきかどうか悩んでいます。



今回、M1.7の27mmネジを入手したので、それを使っています。ただし、タッピンでは無いので、ちゃんとポリカの板にネジを切りました。固定具合はいい感じです。また、ケーブルは、1.5mmの溝を作り、そこから横に逃がしています。底フタのビス用穴はΦ1.8mmのドリルで広げています。サーボへの加工はそれぐらいです。


ちょっと難しいなって思ったところが、RS301の底面、しっかりと角があるので、今回作ったような形状の場合、いいかげんに接着して内側にはみ出ると、しっかりとフィットしなくなってしまいます。後は、上面のネジ周りのへこみ、斜め方向じゃなくて90度方向の方が使いやすいかなって思いました。あとは上面、下面の出っ張り、上面は意外と気になら無いんですが、下面の、ちょこっとだけ丸く出ている部分が結構やっかいな感じです。


 


で、最後に失敗したなーという話。



  • かなりホルダをひずませないとサーボが抜けないんです。ポリカからみればどうってことない曲げぐあいですが、他のフレームに結合した時の事を考えると、ちょっと苦しいかなーという感じです。ああ、下面の丸っこいでっぱりが無ければ横に抜けたのになー。

  • サーボホーン側の3mm厚スペーサが唐突な感じ。かっこわるいので、やっぱり2個分くっつけた板状のものにしょうと思います。

  • 組み立て時、1mm厚スペーサを組み込むのが難しい(不器用!?)。ここは上側の部品と一体化してもいいんですが、そうすると、ますますサーボが抜けなくなってしまう…。悩みどころです。

  • 多少接着がラフでも、ちゃんとフィットする構造にしたいです。

大方いい感じなので、もうちょっと考えて改良ホルダを考えてみようと思います。あとは、GR-001用のサーボホーンでアームを作ってみようかな。ネジが減らせるので、うまくいったらいいかも!って思います。


 

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Comment

  1. かつ より:

    う~ん,良い感じですね.形はほぼ検討通りですか.やっぱり樹脂の接着は自由度が高いですね.
    反対軸のナットは,使ったことがなかったので思いつきませんでした.良い感じですね.
    サーボ線はやはり反対軸中心ではなく逃がしましたか.横だけでなく上にも逃げれると良いかもしれませんね.
    こういうの欲しいですね...

  2. SiSO より:

    かつさん>
    ども、こんにちは!まずは検討案どおり作ってみました。最初案からみると、穴の位置とかいろいろ練ってます。
    上に逃がすのもそのうち作りますが、今は、ちょっと別のことも考えているので、ご入用でしたら作りますよ。

  3. shin1 より:

    こんばんはー shin1です。
    さすがSISOさん。かっこいいです。
    透明ポリカだからって訳じゃないですが開放部が多くって涼しげな感じですね。
    このサーボ、小さい割りに発熱量が大きくて、時々温度センサが働いて止まっちゃいます。自分の場合、底面のデッパリがアルミフレームと面着してるんで、結果的にヒートシンクとして機能して、かなり熱っくなっちゃいます。
    自分がホルダの設計していた時は、ボトムとアッパーケースが自作できたらすごく自由度が上がるんだけどなーと思ってましたが、今回は出来るだけ無改造でって言うコンセプトなんですね。
    SISOさんとかつさんのコンビですから、3軸直行まで考慮されたフレーム期待してます。(販売される事があったら買いますw) ではでは。

  4. SiSO より:

    shin1さん、おはようございます。お褒め頂いてありがとうございますー。(^_^) 現在、某空港のラウンジからです(海外出張移動中)。
    RS301、中をあけたら12mm径のモーターだったので、基本的にはPRS3401とかと同じぐらい発熱するかな、と予想しています。3軸直交フレームは、やっぱり専用デザインにした方がコンパクトかな、と思います。「こんなデザイン」というのがあれば試作してみますよ。
    ちなみに、ボトムケースの自作は切削に時間がかかりますが、わりと現実的な話です。でもアッパーケースが曲者なんですよ。軸受け穴があるので、あそこの精度がかなり必要になると思うので、「精度0.1mm~」というレベルでは、もともとの性能まで持っていくのがきつそうです。
    あ、コンビと言わず、トリオでどうですか?SISOはNCフライス担当ということで。
    では!

  5. かつ より:

    >トリオ
    そうそう、なんたって我々3人はFutabaファミリーなんですから(笑)。
    アイデア出し合って良い物作りましょう。

  6. shin1 より:

    SISOさん ありがとうございます。
    かつさん こんちです。
    >Futabaファミリー
    はは。そうですね。自分もあれこれ考えて妄想してみます(笑) 現実味が出てきたらメールしますね♪
    ではでは。

  7. SiSO より:

    かつさん&shin1さん>
    そうそう、ガンガン製作しますよ。…機体設計にやや煮詰まっているので、ネタくださーい。なかなか10x15x15でも収まらないものですねー。素直に小さな機体にしようかなー。

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