格安SIM新プラン!「日本通信、市場育成時代から切磋琢磨時代へ。価格を合わせ、より高サービスを提供開始」、月額1,000円以下SIMの決定版!なのか考えてみる。
すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。
どうも最近、日本通信の新しい製品のキャッチコピーがあおり気味というか…すいません、なんか、また若干ブラックな感じのエントリになっています。SISOはIIJmioの高速モバイル/Dプラン(945円/月)を使ってiPhone4sを「概ねスマホ」として使っています。そのため、格安SIM情報が入ってくるとワクワクしてしまいます。とういわけで、若干、独断と偏見が入っていますが(それはそれで楽しんでいただければ)、スペックレビューです。
■「月額定額プラン I/N」、2014/01/01より開始
MVNO事業者としては老舗の日本通信、最近、サービス内容や価格で押され気味ですが、来月開始の新しいプランを打ち出してきました。ニュースリリースは以下のサイトを参照してください。
日本通信、市場育成時代から切磋琢磨時代へ 価格を合わせ、より高サービスを提供開始
要約すると、現行の他MVNO事業者のサービスを少しずつ上回るサービスを提供するとのことです。
- 月額定額プラン I…高速通信データ量600MB/月、速度制限時200kbps、月額900円(税込945円)
- 月額定額プランN…高速通信データ量40MB/月、速度制限時200kbps、月額934円(税込980円)
となっています。速度制限時の200kbpsは、恐らく、2013/11/23の「スマホ電話SIMフリーData」リリース時に、150kbpsから200kbpsへ変更されたのではないかと思います。また、同時に、Turbo Charge(高速通信データ量を追加するオプション)の値段も、100MB/525円が100MB/315円に下がっていますので、この新プランでも同じ価格で提供されると思われます。
ニュースリリースを読むと、「雄割拠のMVNO事業者とサービス内容で競う本格競争に乗り出します。」と、かなり意気込んだフレーズが書かれています。日本通信はMVNO事業者としては老舗ですし、ぜひともがんばって欲しいところです。というわけで、IIJとOCNを名指しで比較対象としているあたりもなかなか強気でかっこいいです。
「日本通信、市場育成時代から切磋琢磨時代へ 価格を合わせ、より高サービスを提供開始」
より、説明のため、引用させていただいています。
でも、BIC SIMやBIGLOBEのプランを足しちゃうと、こんな感じになっちゃうんですよね。「おお!」という感じが下がってきちゃいます。
月額料金 | 高速データ通信量 | 使い切った後の最大速度 | Wi-Fiスポット | |
プランI | 945円 | 600MB/月 | 200kbps | 無 |
IIJ | 945円 | 500MB/月 | 200kbps | 無 |
BIC (IIJ) | 945円 | 500MB/月 | 200kbps | 有 |
BIGLOBE | 980円 | 1000MB/月 | 128kbps | 有 |
そんなわけで、またキャッチコピーが行きすぎな感じ…自分の周りで、速度制限時の通信速度がひどい、と言う話があったこともあるのですが、こういうところがなんとなく、SISO脳内における日本通信のイメージを下げてしまいます。個人的には、日本通信は、「音声通話できる格安SIM」というのが、他社と比較して一番のアドバンテージだと思います。このあたりをもう少し充実していくほうがいいような気がします。また、速度制限時の状況、現在はどうなっているのか?というものやはり気になるところですので、こういったイメージアップ活動も大事かと。
■現行ユーザーは手続きだけで新プランへ移行可能
と、宣伝手法的なところでいろいろ書いちゃいましたが、現在使っている日本通信のSIMから、サイトで手続きをするだけで新プランに移行できるのはいいと思います。
利用スタイルに合わせて選べる データ専用SIMサービスの決定版 プランI プランN | b-mobile
元プランから考えて、月額定額プランI(600MB/月)はTurbo Chargeが使えそうです。でも、月額定額プランN(40MB/月)は、他社(OCN)への対抗サービスと考えると、使えないかもしれません。しかし、月額定額プランNでTurbo Chargeが使えるなら、これはなかなか良いプランかもしれません。100MB/315円で追加とか、もっと少ない単位…例えば1日だけ有効の40MBが105円とかなら、ベストかもしれません。
Turbo Charge (高速と低速をワンタッチで切り替え!)|b-mobile(bモバイル)
ただし、本エントリ作成時点では、まだiOS用の切替アプリは用意されていません。大体の場合、アプリの方がデータ通信量が少なく、速度制限状態にあまり左右されないので、ぜひ、ラインナップして欲しいところです。
日本通信 bモバイル スマートSIM 月額定額 980円[マイクロSIM] BM-AMGT980L-M – amazon.co.jp 本エントリで紹介している新プランの現行プランです。 | |
IIJmio ウェルカムパック (microSIM) – amazon.co.jp | |
IIJ 【ビックカメラグループオリジナル】BIC SIMウェルカムパック マイクロSIM – amazon.co.jp IIJmio高速モバイル/Dに、BICカメラがWi2 300のWi-Fiスポットサービス(有料の公衆Wi-Fi、380円/月)を追加し、価格据え置き、というプランです。IIJ系なら、現在、これがイチオシです。 | |
NTTコミュニケーションズ OCN モバイル ONE マイクロSIMパッケージ T0003670 – amazon.co.jp 高速データ通信は1日30Mバイト、という制限方法のプランです。 | |
NEC Biglobe [NECビッグローブ(NECBC)][BIGLOBE LTE・3G][microSIMカード][miniUIM_KIT_W] – amazon.co.jp 月額980円で1GBまで高速データ通信可能な、今のところ、月あたりの高速データ通信量が一番多いプランです。速度制限時が128kbpsですが、Wi2 300のWi-Fiスポットサービス(有料の公衆Wi-Fi、380円/月)も付いており、かなりお得なプランだと思います。 |
■今日の一言二言三言
プラン名に 熱さ感じる 日本通信
日本通信の露骨な熱さを勝手に感じています。ネーミングからして意気込みがすごいです。
- 月額定額プラン I…「I」は、IIJへの対抗プラン。
- 月額定額プランN…「N」はNTT Communicationsへの対抗プラン。
と、勝手に解釈しています。ということは、そのうち、この2つのプランを超える、「月額定額プランB」(BIGLOBE対抗プラン)がリリースされるかも?:-P
SISO-LABオススメエントリ
- iPod touchではなくiPhone4S(AU版iPhone 4S白ロム)を購入するメリットまとめ(比較と、少しAndroid携帯の話)
iPod touch 64GやAndroid携帯の購入を検討して悩んだ挙句、AU版iPhone4S 64G(白ロム無契約)を購入して愛用しています。 - iPhone – AU版白ロムiPhone4Sで格安(948.15円/月)スマホ実験
AU版白ロムiPhone4SにSIM下駄を使ってIIJmioで3G回線接続して楽しんでいます。現在、テザリングもできてウハウハです。 - アウトレット価格購入したAndroid端末2012年版Nexus7-32T(32GB,3Gモバイル通信)との戯れメモまとめ
箱破損品を格安新品で購入しました。iOSばっかり触っていたのでいろいろと新鮮。なかなかどうしてサクサク動きます。 - kobo Touch – コボタッチのSISO-LAB内まとめエントリ
電子書籍リーダーは楽天のkobo Touchを所有しています。軽さは正義だ!と思います。 - キャプテンスタッグ・ダッチオーブンコンボクッカーの手入れや使い方、キッチンでの料理レシピなどのまとめ
ダッチオーブンコンボクッカーが安かったので購入してみたのですが、何かと発見が多く、楽しく料理しています。
購入参考情報などです。SISOが使用しているAU版iPhone4S白ロム機と関連商品は以下の物です。リンク先はamazon.co.jpです。最近はSIM下駄を入れてスマホ化したので、アクティベイトカードは使っていません。
AU iPhone4S 64GB黒 白ロム | au専用アクティベートカード マイクロSIMサイズ版 | IIJmio ウェルカムパック (microSIM) | 最新GPP正規品 最新ios6.1.3対応au版iPhone4s gevey simロック解除アダプター 設定手順&apn設定など全てサポート |
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落描解説:日本通信のパッケージって、矢印が3つ、渦巻きのようになっています。なんとなく「気を溜めている」イメージがあるのですが、ふと、Turbo Chargeのアプリを見てみたら、こちらはイナズマでした。両方あわせたら、かなりそれっぽく…。狙っているんでしょうか?
こんばんは
ネーミングがなんだかSoftBankのブループランとオレンジプランみたいですネェ^^;
どうも日本通信はいい評判聞かないですよねぇorz
日痛(ニッツウ)って揶揄されてますしね