OLYUMPUS TG-5、SDXCメモリカードの相性確認方法は?4K動画やハイスピード動画が撮影できればOKらしい。
タフな15m防水防塵耐衝撃デジカメ OLYMPUS TG-5を購入し、SDメモリカードは勢いで128GBのSDXCメモリカードを購入しました。ネットで調べてみると、必要スペックを満たしているSDメモリカードでも相性問題は多少なりともあるようです。
4K動画撮影にはUHSスピードクラス3のSDメモリカード
OLYMPUS TG-5の機能を100%発揮させる場合のSDXCメモリカードに要求されるスペックは、SDスピードクラスのClass10以上、特に4k動画撮影 / ハイスピード動画撮影時はUHS-IのUHSスピードクラス3のSDカードが必要になります。
ということで、今回購入したのはTranscendの128GB SDXCカード TS128GSDU3Eです。
「これならSDXCメモリカードのスペックもばっちりだぜ!」といいつつも、ネットでざくっとTG-5の4K動画撮影レビューの情報を探していると、実際には相性問題が有るようです。
どうも4K動画を撮影したりハイスピード動画(HS動画)を撮影すると、数秒で撮影が止まってしまうそうです。なるほど、それなら手っ取り早く相性を確認できそう!というわけで、早速試してみました。
まずは動画撮影モードに切り替えます。そのうちこの8mmカメラのようなアイコンも、だんだん意味が分からない時代になってくるんでしょうかね…なんてことをちょっと思いつつ、「通常」、「4K」、「ハイスピード」から「4K」を選択してみます。
動画撮影を開始する場合はシャッターボタンではなく、操作パネル側右上の「ムービー/選択ボタン」を押します。
撮影スタート!と思ったら、
あら?え???
まだバッテリー、2メモリはあるのになぁ。再生モードで確認してみると、1秒に満たない動画が記録されていました。なんか、「相性問題」と言う言葉が頭の中でトコトコと歩き始めた気がします。
まあともあれ、はっきりと「バッテリー不足」と言われているので、まあ充電してみることにしましょう。
そんなわけで初めてのUSB充電
それでは初充電してみます。充電は、レンズ面からみて右側にあるカバーを開けるとHDMIコネクタとUSBコネクタがるので、下側にあるUSBコネクタにケーブルを接続します。
もちろん、初回ぐらいは動作確認も兼ねて付属のケーブル、及び付属の電源アダプタを使います。
…が、せっかくの機会なので、例によってUSBテスターを入れさせていただきます。
最近のUSB充電機器はなかなかインテリジェントで、充電電流を確認するとちょっとした探求心を満たすことができます。
お、1A近い電流でグイグイっと充電してくれています。
充電中はTG-5本体のLEDが点灯します。電源オンでも同じ色で点灯するだけなので、点滅とかがよかったかな?とりあえず1時間は見ていたのですが、終わる気配がなかったので放置しておきました。
4K動画は最大5分間まで撮影可能。動画モード別撮影時間とか。
充電も完了したところで、改めて4K動画の撮影を行ってみたいと思います。まずはモードダイヤルをグルっと回してムービーモードに設定します。ガイダンスやサブモード選択画面がちょっとリッチですが、もうちょっとシンプル希望です。
4K動画を選択します。
TG-5画面右下には「2:45:25」と表示されています。この時間は、現在挿入されているSDメモリカードの空き容量での総動画録画時間になります。そして「ムービー/選択ボタン」をプチっと押して4K動画の撮影開始です。
4K動画撮影、無事開始しました。TG-5画面右下の残り時間表示が「0:05:28」に変わりました。
ファイルシステムの4GBってやつに引っかかるんでしょうか、1回の動画撮影で連続録画できる時間は約30分というのは知っていましたが、マニュアルを読むと、うーむ、確かに4K動画の場合は5分間と書かれています。
また、他の動画撮影モードでも時間に制約があるようです。このあたりは次回にでもちょっとまとめてみようかと思います。
4K動画が仮にファイルサイズ4GBで5分間撮影できるとしてざっくり計算してみると、128GBのメモリカードで160分の4K動画を撮影することができることになります。160分は「2:40:00」なので、先ほどの「02:45:25」とかなり近い数値になりますのでこの考え方で正しそうです。
購入したSDXCメモリカードとの相性は問題なさそう。安心!
と、考察っぽいことを書いている間に動画撮影時間のカウントダウンタイマーが終了直前に。
カウントダウンタイマーが「0:00:00」とともに、撮影は自動終了しました。ちゃんと4K動画は撮れているかな?
お、ばっちりばっちりです。
写真は撮りませんでしたが、ついでにハイスピード動画撮影もしてみました。こちらも問題なく撮影することができました。ちょっと面白かったのが、撮影残り時間を示すカウントダウンタイマー、何倍速かの時間で進んでいました。おそらく、そのとき撮影したハイスピード撮影モードのフレームレートが120fps(通常30fpsの4倍)なので、4倍速で進むようです。
動画撮影中は静止画撮影できないみたい
そんなこんなで何気にシャッターボタンをいじっていたのですが、TG-5は動画撮影中は写真撮影(静止画)ができないようです。うーんちょっと残念。ムービーモードのまま静止画撮影をすることはできます。
ただ、ムービーモードでの静止画撮影(ムービー撮影前とか)は、アスペクト比16:9のみの静止画となります。特例としてRAWファイルだけは4000×3000ピクセルの撮影をすることができます。
4K動画からはTG-5単体で静止画切り出しをすることができますので、短い動画ならば4K動画撮影を基本的に使うというのがいいのかな?
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今日の一言二言三言
毎々度 SDカードの 相性は
結果を見るまで ハートどきどき
というわけで、今回購入したSDメモリカードはばっちり4K動画撮影、ハイスピード動画撮影もこなしてくれるということで、安心しました。でも、バッテリー残量表示2メモリで4K動画撮影できなくなるというのはちょっと意外でした。
バッテリーは慣らしの意味も含めてもうちょっと使ってから充電したかったかな。でも、デジカメ本体充電で1A充電っていうのはなかなか大容量ですね~とか思ってまうのですが、最近のスマホ充電機能事情から当たり前なのかな?あ、充電電流計測は、数記事先の伏線です。
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