Panasonicブルーレイ/DVDレコーダーDIGAのリモコン水没、一応修理してみるものの復活せず

実は前々からHDDレコーダーのリモコンが壊れていまして、長くHDDレコーダーを使っていませんでした。で、観たいDVDがあったので借りてきたのですが、それすら観れないことが発覚、試しに修理してみることにしました。
予想外、HDDレコーダー、録画データがいっぱいになると…
しばらく前にSiSO-Jr.1がHDDレコーダーのリモコンに水をかけてしまい、それ以来、リモコンの一部機能が動かなくなっていました。

よく、録画してダラダラとテレビを観ることがあったので、これ幸いと思って放置していたのですが、ちょっと別の問題が発生しました。

観たいDVDがあったので久しぶりにDVDをレンタル、HDDレコーダーの正面パネルだけでなんとか操作して再生しようとしたところ、なんか嫌な予感がする表示が出ました。

「ディスクがいっぱい、または番組数がいっぱいで録画を正常に終了できませんでした。」という表示です。
リモコンの中央部分が壊れてしまったため、録画予約の解除や録画した番組の削除ができず放置していたためです。「決定」ボタンや「戻る」ボタンは壊れて動作しません。
DVDを再生すると(撮影用に当たり障りの無さそうなDVDにしています)、な、なんと…。

メッセージが表示されたままで
再生画面が観れない!
ということが発覚しました。なんということでしょう…単にDVDが観たいだけなのに…まるで、白黒印刷したいだけなのにフルカラー分のインクが無いと印刷できない、どこぞのプリンターのようです。
赤外線リモコンの信号はデジカメで、私にも見える、見えるぞ!
さて、どうせ壊れているのでダメ元で修理してみることにしました。まずは、赤外線がちゃんと出ているか確認してみます。機能がまだ生きているボタンを押してみます。

チカチカ、チカチカっと赤外線LEDが光りました。結構、押している間、LEDはチカチカしまくるんですね。

続いて、ボタンが効かないところを押してみます。うーむ、うんともすんとも。リモコンの全機能が壊れているわけではなく、中央のスイッチ付近から下の方が壊れているようです。

リモコン分解、ケースを外すところだけ難しいかな
というわけで分解し、接点を掃除してみることにします。水をかけてしまったり水没すると、接点が錆びて動作しなくなることが多々あります。
マニュアルがあるわけではないので、まずは電池ブタを外し、ネジをどんどん外してみます(後でわかったのですが、全部外す必要はありませんでした)。

お、ちょっと開きました。でも、ここからはうんともすんとも…。

きっとこういうのは、はめ込みだろうと信じてプラスチックのヘラを差し込み、少しずつ開けていきます。そういえば、何やらプロっぽい道具ですね~。

ケースが外れました。やっぱりはめ込みで、ヘラで少しずつこじっていったら割れることなく開けることができました。

パーツクリーナーで接点をちょっと磨いてみます。

接点はまったく錆びている様子はありませんが、ちょっと汚れてはいたので一応掃除します。

うーむ、汚れは取れました。でも、錆びている感じはしませんね~。

ピカピカにはなりましたけど、これで復活するか?という言うと、ちょっと期待薄な気がしています。

元のように組み立てました。

リモコンの動作チェックは再びデジカメで確認
動作確認ということで、まずは、元々壊れていないボタンの操作をしてみます。デジカメで見ると薄っすら光っているのが見えますので、分解~組立はうまくできたようです。

それでは問題のボタンはどうなったでしょうか?

うーん、全然ダメ、変わらずでした。

まあ、今日日のリモコンのケースを開けるときの力加減がわかったので(いつ、どこで役に立つのかわかりませんけど)、良しとします。
今日の一言二言三言
リモコンが 無いとほとんど 使えない
せめてメニューで 選べるようにして
しかし、リモコンが無いとほとんど機能が使えなくなるとは…できればPC用ディスプレイみたいに、本体のボタン4つぐらいで何でもできるみたいな操作系でいいので、ちょっと付けてもらえるとうれしいです。







SiSO-LAB所長兼研究員のSiSOです。あ、趣味のサイトなので実体はありませんけど…。







