キッチンペーパーを使った「超」水切りヨーグルトの作り方、なんかもうやわらかめの普通のチーズ。
水切りしたヨーグルトってクリームチーズみたいで美味しいですよね!じゃあ、さらに水を切ったらもっと濃厚でまったりとした、それはもう天にも昇るような美味しさのヨーグルトになるのかな?
超水切りヨーグルトの作り方(レシピ)
実はこれをやってみたのは2年半前です。塩豆腐を作っていて、うーん、水切りヨーグルトの方が驚きがあったな、なんて自分の過去記事を見ていたら(研究日誌みたいなものなので)、普通の水切りヨーグルト記事は書いていたのですが、超水切りヨーグルトは鶏ハムと組み合わせた写真だけ掲載して「作り方はまたその内に~」で終わっているではありませんか。
料理 – 鶏肉ハムを作ってみました。ポリ袋調理で注意することとか。 2013/01/04 |
これはいかんです、ということで過去の写真を探してきたので記事にすることにしました。
レシピは以下の通りです。
- ヨーグルト 450g
- 塩、一つまみ
- ボウル、ザル、箸、キッチンペーパーなど
ヨーグルトに塩を一つまみ入れて水切り時短
まずはどれくらい水切りができたかを確認するため、ボウルと箸の重さを計測しました。99gでした。たくさん水切りをするので普通にボウルの中にザルを入れると、出てきたホエイ(ヨーグルトの水切りをすると出てくる栄養価の高い水)にヨーグルトが付いてしまいます。そのため、高さを稼ぐ必要があるので箸を使いました。
それでは、ザルにキッチンペーパーを敷いてヨーグルト、それから塩を一つまみ入れます。味付けのためではなく水切りを加速させるためです。
1時間経過後です。約100ccのホエイが出てきました。塩をちょっと入れたおかげでなかなかのペース。
ということで24時間経過いました。どれくらいホエイが出てきたでしょうか?
24時間で約200ccのホエイが出てきました。
元々のヨーグルトは450g、残ったヨーグルトは211g。あれ?あと40gほどは…たぶん、キッチンペーパーの方へ行ったんでしょう。
ホエイをちょっと飲んでみましたが塩味は感じませんので、そのまま他の料理にも使えそうです。ホエイはとても栄養があるそうですよ。
キッチンペーパ数枚で包んで外側を交換
さてさて、ここからさらに水を切っていきます。ここからはザルに入れておくだけでは水切りが進みませんので、キッチンペーパーで強引に水分を抜いていきます。
「べたべただけど大丈夫かな?」と心配ですが、勇気を出して豆腐のように四角く形を整えつつキッチンペーパーで包んでいきます。
ヨーグルトに接しているキッチンペーパーを無理に取り換えるとヨーグルトがどんどん崩れてしまいますので、もう2枚ぐらい取り換え用のキッチンペーパーで包みます。ここはどんどん取り換えていくキッチンペーパーになります。
なにやら大事なものが入っていそうな雰囲気が出てきました。
後は乾燥しないようにタッパに入れて冷蔵庫保管します。数時間毎に外側のキッチンペーパーを取り換えていきます。後で思えば、キッチンペーパーを取り外して絞り、また同じキッチンペーパーを使ってもよかったかな?
ということでさらに24時間経過、仕込み始めてから48時間です。どんなふうになったかな?
むむむ?か、固い!なんだか期待通りの結果が待っている予感です!
重さは117g、ざるで24時間水切りをした時が211gだったので、さらに半分に濃縮されています。
切ってみると…これはチーズだ!クリームチーズを超えて柔らかめのナチュラルチーズみたいです。味はヨーグルトですが、すごく濃厚でまったりした味、そして絶妙な食感。頑張っただけのことはありました。
というわけで、この時は鶏ハムも作っていたので、合わせて一緒に食べましたとさ!
ヨーグルトを1パックまるっと使ってしまいますし、時間がかかるのでしょっちゅう作るのはめんどくさいですが、ホームパーティや何かの記念日料理などに作っておくと良いですね~。結婚記念日とかにちょっと高めのワイン(我が家で高めは2,000円ぐらいですけど)を買ってきて、ツマミに超水切りヨーグルトとトマトスライスとかいいかも~です。
今日の一言二言三言
その昔 撮った写真を 眺めると
何気にちょっと こっ恥ずかしい
写真が見辛くてすいません。夜中こっそり作っていたので照明の明るさが足りなかったり方向が悪かったり…ちゃんと部屋の電気も付けてやればよかったなぁ。
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