出張先ホテル用に無線LANルータCQW-MRB2購入。接続簡単!iPhone4S充電も半分以上可能。
すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。
この写真はP704iで撮影しています。
しばらく前から、持ち運びできる無線LAN親機を購入検討していました。この手の機器ですと、無線LANルータ、アクセスポイント、コンバータ等の種類がありますが、実は勉強不足であまりよく知りませんでした。で、今回、あれこれ調べていてなんとなくはわかりましたが、「アクセスポイント」の定義が今だによくわかりません。
まあやりたかったことは、
出張先のホテルで部屋に設置されている
有線LANに無線LANアダプタを接続
iPhone4SやノートパソコンをWi-Fi接続
したかっただけです。
あれこれ検討した結果、なんか微妙にベストチョイスじゃないような気もしたのですが、結局、PlanexのCQW-MRB2を購入しました。E-ZOAで送料込み2,980円でした(商品ページにリンクしたかったのですが、なんか、うまくいきません…)。さっきE-ZOAで在庫を確認したら、あと26台でしたが、今はもっと減っているかもしれません。価格.comには、E-ZOAの情報が掲載されたり消えたり、不思議です。
Amazon.co.jpだと結構高くて、調べていた時は6,962円(Amazon販売)、このエントリを書いている時点でなぜか3,980円です。参考価格が11,000円以上するので、それなりにお高いものだと思います。でも、E-ZOAだと2,980円ということで、飛びついてしまいました。メーカーのホームページを見たら、「終息」と書いてあったので、多分、もう売り切り商品なのかもしれません。現在、いくらなのかは、下のリンクで確認してください。左がAmazon.co.jpで、右が楽天市場にて送料込みで一番安かったところです(2012/02/17時点)。E-ZOAの在庫が無くなっていたら、こちらからどうぞ。
E-ZOAから事前にメールで、「当社は、チャレンジ25キャンペーン参加企業として、梱包資材の再利用を推進しております。ご注文商品を梱包する資材にリサイクル品を使用しておりますのでご注文商品名と異なる記載がある場合がございます。」とのことでしたが、本当に全然中身と関係ない段ボール箱で届きました。まあ、ちょうどいい箱が無かったのかもしれませんが、結構、大き目の箱で、新聞紙に保護された状態で送付されてきました。箱外観等、まったく問題なしです。「チャレンジ25キャンペーン」ってなんでしょう?後で調べてみましょうか。
製品スペックは、以下のとおりです。
- 3Gモバイル通信端末対応150Mbpsバッテリー内臓Wi-Fiモバイルルータ CQW-MRB2
- http://www.planex.co.jp/product/router/cqw-mrb2/
- 約 16.9(H)×69.0(W)×102.5(D)mm
- 重量 約 120g(バッテリー含む)
3Gモバイル通信端末対応であることはどうでも良かったのですが、とりあえず目的の用途には使えそうでしたし、バッテリーを内蔵しているので、電源を接続しなくても数時間使えます。さらにおもしろい機能として、USBで動作する機器に給電できます。つまり、
iPhone4S用の充電用バッテリになるのではないか?
と考えました。CQW-MRB2のバッテリは3.8V1800mAhです。なので、iPhone4S(約1400mAhだと思います)をフルチャージできないにしても、70%ぐらいは充電できるかな?と予想しました。モバイル無線LANルータ+1800mAhバッテリと考えると、120gという重さは許せる気がします。
同梱物は以下の写真のとおりです。
本体、キャリーケース(布ケース)、ACアダプタ、バッテリ、LANケーブル、説明書類が入っていました。説明書は、PLANEXのホームページでもダウンロードすることができますが、充電モードの説明書はアップされていないようです。方法については、後で書きます。
■接続は超簡単!
まだ宿泊出張に出かけていないので、実際にホテルで使えるかどうかは未確認ですが、恐らく同じような環境ということで、とりあえず自宅の無線LANルータ(HUB付き)のLANコネクタに接続して試験してみました。
LAN/WANスイッチをWAN
(取説の図は間違っていますので注意)
LAN接続
電源オン
(1~2分待ちます)
planexuser出現
Wi-Fi接続
完了!
という手軽さでした。かなりびっくり!
接続したら、「planexuser」というワイヤレスネットワークがiPhone4Sやパソコンの「ワイヤレスネットワーク接続」で検出されますので、接続し、CQW-MRB2の裏側に書いてあるパスワードを入力するだけです。なんとなく、セキュリティ的にどうかな?という気もしますが、ブラウザで接続すれば設定はいろいろと変更可能なようです。とりあえず、一箇所で長時間使うようなものでも無いので、工場出荷状態で使っています。
また、ACアダプタを使えば充電しながら動作させることが可能ですので、
- 出張に持っていく。
- iPhone4Sや携帯電話のバッテリが無くなったら充電に使う。
- ホテル到着。
- 有線LANのそばにはAC電源があることが多いので、充電しながらWi-Fi。
- ベッドでノートパソコン広げたり、iPhone4Sいじったり。
なんて使い方になると思います。
ところで、「LAN/WANスイッチ」なんですが、ルータの下に入る場合は、どっちでも動作しますよね。最初、間違えてLAN側にしちゃったんですけど、インターネットに接続できました。
試しに2時間ぐらい使ってみましたが、特に問題はありませんでした。ちょっと気になるのが、CQW-MRB2から5mぐらい離れて使っていたのですが、時々、通信速度が54Mbpsから48Mbpsになることです(IEEE802.11g接続)。元々設置してある無線LANルーターに接続しているので、その関係かもしれません。
■CQW-MRB2でiPhone4Sを充電
さて、他の無線LANルータとは一線を画している超特徴的な機能、USBでの外部への給電機能ですが、はたして、これでiPhone4Sを充電することはできるのでしょうか?
CQW-MRB2の操作手順についてですが、以下の手順を踏む必要があります。
- CQW-MRB2の電源スイッチをオンする。
- 2分ぐらい待つ。
- WPSボタンを10秒押し続ける。
WPSボタンを20秒以上押し続けると、工場出荷時の状態に戻るとのことなので、押しすぎには注意しましょう。 - Powerランプが速い点滅になったらWPSボタンを離す。
- Powerランプが10秒点灯→1秒消灯の間隔で点滅する。
- USBポートに、充電対象を接続する。
なんか、「Wireless/WPSランプ」と「Internetランプ」がチカチカしているのが気になりましたが、iPhone4Sの方を見ると充電中表示になっているので、良しとします。また、パソコンで無線LANを探してみましたが、planexuserは表示されなかったので、無線LANルータとしては動作していないようです。
実験の結果、iPhone4Sは、
→
5%→61%まで充電できました。
56%充電できたことになります。
充電時間は1時間か1時間半弱ぐらいだと思います(すいません、完了の瞬間を見落としました)。まあ、期待値よりは低かったですが、半分充電できることがわかったので実用の範囲です。良かったです。バッテリーがほんのり暖かくなりました。本体をバッテリー駆動している時は、暖かくなるようなことは無かったので、充電時は、けっこう電流が流れているんでしょうね。
■電源について
付属しているACアダプタは、DC5V2.0Aということで、そこそこ容量があり、サイズも大きめでかさばります。しかもCQW-MRB2の電源としてしか使用できなさそうです。でも、よく見ると、コネクタがminiUSBです。下の写真は、左から、「CQW-MRB2の電源コネクタ部」、「CQW-MRB2付属のACアダプタのコネクタ部」、「miniUSBケーブルのコネクタ部」です。
ちょっと調べてみたところ、CQW-MRB2のACアダプタは配線が一部特殊で、充電用の5Vと駆動用の5Vを別々に供給できるようになっているようです。そんなの、中で配線してくれればいいのに、とか思うんですが…。そんなわけで、普通のminiUSBケーブルでは駆動電源には使えませんが、充電はできるようです(正確には、miniUSBケーブルの1番と8番に5Vが入っていて、それぞれが充電用、駆動用になっているようです。通常は1番のみ)。
ということは、出張時の荷物を減らそうと思ったら、USB ACアダプタとUSB-miniUSBケーブルを持っていくのも手かもしれません。USB ACアダプタは、携帯電話の充電や、iPhone4Sの充電用に、出張時はケーブルと一緒に持ち歩いているので、miniUSBのケーブルを追加するだけでよさそうです。
パソコンのUSBポートの場合は500mA程度が仕様だと思いますので、直接、パソコンのUSBポートで充電するのはちょっと怖いかもしれませんね。ただ、実際にバッテリが満充電になるには数時間かかります。カタログスペックで3.5時間です。ということは、内臓しているバッテリが1800mAなので、充電分のみで考えると500mAぐらいになると思います。充電しながら本体を稼動させた場合は、さらにその消費分、ということになるでしょう。
まあ、充電目的であれば、パソコンのUSBポートは微妙な感じだとしても、USBのACアダプタなら問題ないでしょう。というわけで、やってみました(メーカーの想定外ですので、自己責任にて)。
USB電源アダプタが発熱することも無く、問題なく充電できました。
本当に充電だけで本体の駆動電源に供給されていないことを確認したかったので、試しにバッテリを抜いてminiUSBから電源供給してみました。「Chargeランプ」が点灯しないので、情報どおり、といえるでしょう。
充電と駆動で電源系を分けているのは、何らかの理由があると思いますので、この方法で充電する場合は、電源オンしないように気をつけようと思います。
実験に使ったUSB ACアダプタはPLANEXの2ポート1Aのもので、以前、Amazon.co.jpで購入したものです。購入した時は500円でしたが、今は、636円でした。1Aなので、iPadとかだと不足かもしれませんが、携帯電話やiPhoneの充電ぐらいには小ぶりでちょうどいいです。また、海外対応ということで、AC240Vまで使うことができます。これなら海外出張もバッチリで、荷物を減らすことができるので愛用しています。最近、海外対応のものが増えましたが、購入する時は注意しましょう。他にも、2Aタイプや2A4Portタイプがあります。
その他、USB端子から給電すると本体を駆動できるといううわさがあるのですが(そうなってくると、3Gモバイル通信端末が接続できなくなりますから、モバイルルーターとしての役目を果たしているのか?という問題がでてきますが)、
うーん、メスですよね…。オス-オスのUSBケーブルを持っていないので、試してはいません。100円ショップとかで見つけたら、購入して試してみます。
■その他、購入前に調べた情報とか
最近のホテルは、有線LANが引かれている(無線LANだけのホテルも知ってますが)ことが多く、出張先のホテルでiPhone4SとかiPod touchがWi-Fiで使えたらいいな、と思って、3,000円ぐらいで、持ち運びできる無線LANアダプタを買えないかな?と思ったのがきっかけでした。
コンバータモードにも対応しているものは、使わなくなったら、自宅のテレビなどをWi-Fi化するのに使えていいな、とか思ったのですが、まあ、その頃にはその頃の製品があるでしょうから、こういう欲は出さないことにしました。
あと、150Mbpsとか300Mpsとかありますが、iPhone4Sって、そんなに通信が速いとは思えないので、まあ、それほどこだわらないことにしました。
で、気になってちょっと調査していたのが以下の機種です。ナンバーは気になっていた順です。本エントリ作成時の価格は参考として「約いくら」みたいな感じで書いておきますが、Amazon.co.jpへのリンクも入れておきますので、最新の正確な現在の価格はリンク先でチェックしてください。
- I-O DATA 150Mbps ポケットルーター WN-G150TRK(黒)
I-O DATA 150Mbps ポケットルーター WN-G150TRW(白)
- 製品情報
http://www.iodata.jp/product/network/wnlan/wn-g150tr/
- I-O DATAのポケットルーター、デザインが一番クールな気がします。持ち運ぶ場合、こういうところも大事ですよね。QRコネクトというアプリがあり、本体裏側にあるQRコードを読み取って設定できます。給電はmicroUSBコネクタで、USB給電コード付きです。
- 約42(W)×56(D)×16(H)mm 約25g
- 約2,500円
- 製品情報
- PLANEX 150Mbps Wi-Fiポケットルータ MZK-RP150N
- 製品情報
http://www.planex.co.jp/product/router/mzk-rp150n/ - >「ちびファイ」という名前がつけられているようです。
先に紹介したI-O DATAのポケットルーター並みに小さいです。それでも、WAN側、LAN側、それぞれ用に有線ポートがついています。また、コンバータにもなるようです。給電は、microUSBポートなので、スマホの充電ケーブルと兼用できそうです。
- 約 42(W)×15(H)×55.2(D)mm 約27g
- 約2,400円
- PLANEX 300Mbps 超小型ハイパワー無線LANマルチファンクションルータ/アクセスポイント/コンバータ MZK-MF300N2
- 製品情報
http://www.planex.co.jp/product/router/mzk-mf300n2/ - PLANEXのモバイル目的では一番定番そうな気がします。コンバータとしても使用できます。電源コネクタは丸型のもので、USB給電ケーブルとACアダプタは同梱されているようです。USBポートもついていますが、給電だけできるらしいです。
- 約75.0(W)×28.8(H)×65.6(D)mm 約60g
- 約3,200円
- PLANEX 手のひらサイズ 300Mbpsハイパワー無線LANルータ/アクセスポイント/コンバータ FFP-PKR03 [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]
- 製品情報
http://www.planex.co.jp/product/router/mzk-mf300n2/ - 先に紹介させていただいた、PLANEX MZK-MF300N2のFFP版(フラストレーション・フリー・パッケージ…簡易包装)です。FFP版の方が安いはずなのですが、USB給電ケーブルが同梱されていないので、USB給電をしたい場合は「FFP-PKR03/PKA03/PKC03/PKE03/PKN03/PKP03」対応 USB給電ケーブル SSOP-USB01を購入する必要があります。そのため、価格状況によっては微妙な関係になることがあります。
- 約75.0(W)×28.8(H)×65.6(D)mm 約60g
- 約2,200円
- Logitec iPhone/iPad/iPod touch向け無線LANアクセスポイント LAN-W150N/PRIPH
- 製品情報
http://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLAN-W150NPRIPH - 実は、一番デザインが気に入らなかったのですが、機能は十分でコストパフォーマンス高いです。WAN用LANポートとは別に、有線LANポート搭載しています。製品名は「無線LANアクセスポイント」ですが、製品ホームページを見ると「無線LANルーター」と書いてあります。給電はUSB(mini-B) miniUSB-ACアダプタ付きです。
- 幅94mm×奥行70mm×高さ20.8mm、70g
- 約2,300円
下調べ情報ですが、参考になれば幸いです。
■iPhone4Sについて…iPod touch 64GやAndroid携帯の購入を検討して悩んだ挙句、AU版iPhone4S 64G(白ロム無契約)を購入して愛用しています。購入経緯は以下のエントリでどうぞ!
購入参考情報などです。SISOが使用しているAU版iPhone4S白ロム機と関連商品(使っているのはブラックモデル64Gです)は以下の物です。
その他AU版iPhone4S白ロム機商品情報リンク(アマゾン )
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オイラはplanexのちょっと古いMZK-MF150ってのを使ってます。APモード/Routerモード/コンバータモードに対応してて便利に使ってます!ってか、自宅用(テレビをコンバータモードで使う)と出先用の二つ買ってしまいましたwww
出張に使うんなら、SSIDをplanexuserから別の何かに変更した方が良いようです。
と、言うのは、先日出張で使おうとしたら接続前にplanexuserの電波が。。近くの部屋でも使っているようです。
自分のを接続してもネットワークに接続出来ない。SSIDが同じ電波があるのでコンフリクトしたんですかね???
一人で泊まるホテルの部屋、ちょっと悲しい思いをしたのでちょっと一言でしたwww