ROBO-ONE決勝出場権認定制度について思うこと
すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。
「ROBO-ONE決勝出場権認定制度」発表されて、少し戸惑っています。というのも、地域の活性化と予選時間の削減が目的らしいですが、本当に予選時間って削減できるのか?と考えると疑問があります。
地方大会で優勝できなかった人でROBO-ONEに出たいと思っている人は、やっぱりROBO-ONEに参加すると思います。そうすると、決勝出場権認定を受けた人数だけ予選数は減ると思うのですが、それが大きく時間を短縮するものとは思えません。
また、地方大会と本戦でのバランスも気になります。規定演技をするためには、それなりに考慮したロボットを作る必要(例えば、走ろうと思ったら、軽く作るなど)がありますが、決勝参加のみであれば、資格審査さえ通れればそういった考慮は必要ありません。
「地域の活性化」(ROBO-ONE開催地以外でも、という意味で捉えていますが)とありますが、認定を受けれる団体が多く存在している地域というのは決まっており、そこでは1つのチームが複数回のチャンスを得ることができ、そうでない地域では、ROBO-ONEに参戦するのと同じぐらいの負担を負わないと地方大会に参加することができません。
決勝枠が32台から変わらないのであれば、結果的に当日予選通過の枠が狭くなるだけ、ということになるのではないか?と危惧しています。
と、ここまでマイナスな話を書きましたが…。
とはいっても、地方大会にとって、ROBO-ONE決勝出場権というのは、すばらしい賞品であり、大会そのものがグレードアップできると思います。かなり活性化に効果があると思います。いずれは、地方大会もROBO-ONE形式になるかもしれませんが、すぐにそれができる土台もありませんので、現状を踏まえると、良い話ではないかと思います。
しかしながら、ある程度の抑制ルールとして、「1シーズン中で認定された大会に出たチームがあった場合、別の大会に出たときは、認定のための参加台数に加えない」とか「認定大会に出れるのは、1シーズン1回まで」などの抑制ルールが必要な気がします。そうしないと、地域による更なるアンバランス状況を作ってしまうのではないかと思います。例えば、ある地域で、3つの団体がそれぞれで認定大会を行った場合、参加チームがどれも同じだったら?と考えると、今よりも地域による差が生まれるのではないかと危惧しています。
また、もし、予選参加者が増えて困っているのであれば、資格審査の難易度を上げる方が効果的ではないかと思います。
こんにちは
SISOさんの考えに共感します。
どこかのだれかが「よしゃー」とか。
それを言うなら、今から「はじめてだけど、いいロボ作るぞー、それも地方で」という方々に少しでも門戸を広げるための提案?、だと思ったのですが。
確かに毎年同じ事、同じカテゴリーばかりで「いつもはそこは同じ事ばかりしている」なんていわれるよりも良いとは思うのですが、救済処置としてはアバウトすぎるような気がします。
段々マイナーからメジャーへ移行する過程で困惑するエントラントとオフィシャルの苦悩が続くのでしょうね。