今回購入した2012年版Nexus7は箱破損品ということで、ASUS Shopからアウトレット品として購入したものです。おかげで、中古品よりも安く新品を購入することができました。購入経緯については、本エントリの下のほうで「関連エントリ」にまとめていますが、ASUSにはオンラインショップがあり、そこのアウトレットコーナーにて販売されています。

ASUS Outlet – ASUS Shop

フィーチャーフォンからの流れでスマホに持ち替えると、どうしても、「あいうえお打ち」が多いかと思います。あれ、なんて言うのか知りませんが、「１」を何度も押すと「あいうえお」と変化する入力方法です。ちなみにSISOの場合は、2タッチ（「１３」と押すと「う」が入力できる）だったりするので、ちょっと例外ですけど。

「フリック入力」というのは、「あ」のボタンを押しながら、左に指をずらすと「い」、上にずらすと「う」、右にずらすと「え」、左にずらすと「お」となる入力方法です。慣れてくると「あいうえお打ち」より速く操作回数が減りますので、素早く入力できるようになると思います。

そんなわけで、iPhoneではフリック入力にしていますが、Nexus7でも標準でフリック入力ができることがわかり、安心しました。

ところが、「あいうえお打ち」と入力インターフェイスが同居しているため、「あ」を2回連続入力する場合、連続で2回「あ」をタップすると、「い」になってしまいます。入力が確定されるまで少し待つか、或いは、フリックで戻ってくる必要があります。「フリックで戻ってくる」というのは、「あ」を入力するために、一旦、指をずらして他の文字入力候補を出しておき、再び指を元の位置に戻して「あ」確定させるという小技です。

「あいうえお打ち」と併用する場合はこれでもいいのですが、フリック入力一本で行こうと思うと、とても邪魔です。iPhoneでも同じような問題があるのですが、iPhoneは設定で変更することができます。

ひょっとしたら、Nexus7でもできるんじゃないかと思い、設定を眺めていたら、見つけました！「設定」→「言語と入力」を選択して「iWnn IME」の設定ボタンを押します。

「iWnn IME設定」画面をスクロールさせると、「キーボード設定（テンキー）」のところにフリック入力の設定がありまして、この中に「トグル入力」という項目があります。そうか、

「あいうえお打ち」＝「トグル入力」

のようです。これをオフにすれば、フリック入力中、トグル入力の振る舞いをしなくなりますので、「あ」を連打すれば「あああ」と入力することができるようになります。

お～、快適～！

スルスルと　優雅に滑る　指先で

フリック入力　これまたスマート　

フリック入力で一本化するのであれば、ぜひ、この設定がおすすめです。SISO的感覚ですが、タッチ画面をパカパカ叩きまくるより、スルスルと入力する方がエレガントに感じます。ちなみに、フィーチャーフォン（ガラケー）の場合は、2タッチ入力がおすすめです。上の方でチラっと書きましたが、「子音」と「母音」を分けて入力する方法で、「１」が「あ行」、「２」が「か行」、続けて押される数字の「１～５」が母音に割り当てられています。そんなわけで、基本、2回タイプすれば1文字入力できるという方法です。