すごいよ、これ「二足歩行ロボット自作入門」

公開日:  最終更新日:2014/06/05

すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。

ℹ️本記事にはPRが含まれています。

えっと、正確には吉野耕司さんの「60日でできる!二足歩行ロボット自作入門」という本ですが、ようやく購入しました。既に自作してるSISOがなぜ購入したかと言いますと…吉野さんとは、何度かお話させていただいたことがあるのですが、会うたびに新しい発見があったりするわけで、すごい人だなって思ってまして。そんな方が、「前提知識無しでロボット自作」なんていうすごいテーマに取り組まれた本が発売されたとあっちゃ、買わずにいられません(サインしてもらいたい本が増えてしまった…石井ひでさん、大和社長、高橋さん、それに吉野さん2冊…)。



厚みもなかなかのものです。左がロボコンマガジン、右が二足歩行ロボット自作入門です。



内容は、ぱらぱらっと読みましたが、


これはすごい!


もっとでっかいフォント、無いのか!?吉野さん、すごすぎますよ!自作を目指す方は必見!買うしかない!すいません、興奮しています。


ほんとにすごいんです。


自作を目指す人には、ぜひ買って、まずは読んでみましょう。自作ってのが、どれくらい大変なのか?あるいは大変じゃないのか、よくわかります。なんといっても、ハード設計に始まって、ソフトウェア制御までの一通りのことが書いてあります(しかも結構、高尚なところまで)。


既に、自作という領域に入っている方や、まだソフトには手を出していない、とか、まだハードには手を出していないというような方でも、知らない領域ってのがどうなっているの?というのを知るのに、すばらしくバランスの取れた本です。


もちろん、ロボットの作り方はいろいろありますので(アルミが主流ですが、本書ではプラ板を用いているとか…これがまた夜中こそこそ作るのにちょうどよさそうなのですが)、読んでみて、そのままその通りに、と受け入れることができる方もできない方もいるかと思います。しかしながら、加工技術なんてのは、ちょっとネットで調べたらでてきますので(いい時代です)、そこは自分の納得のいく方法にアレンジすればよいかと思います。なによりすばらしいのは、一通りのことが書いてあることに尽きます。


SISO的意見ですが、この本に匹敵するぐらいに感激した本がありまして、それは浅草ギ研さんの「二足歩行ロボット製作超入門―バッテリーからRCサーボまで」という本なんです。こちらはもう少し、ゆったりとした内容で、ゴールも「超入門」にふさわしい、シンプルかつ要素技術を押さえたものになっています。


対して、こっちの本は、それなりの規模のものを扱う(平行リンクとはいえ、フルサーボですから)ため、やっぱりそれなりに複雑かも。そんなわけで、一気にそれなりの規模のものを、と思う方はこの本、もうちょっとシンプルなものをゴールに、と思う方は、浅草ギ研さんのが良いかなって感じです(こっちも、ほんとにイロハから書いてあって感動したんだよなぁ。)。


ちなみにマイコンボードは秋月電子のH8/3067Fを使っています。もし、「なんとなく外部メモリが実装されてて良さそうだから買ってみたけど、特に使っていない」という方は、これを読めばロボットコントローラですね。


あ、あと、ちょっとつっこみ。直線部の面取りするときはカッターの刃の面より背中の方がオススメです。


というわけで…


自作してみたい、自作しようか悩んでいる方、もうちょっと手を広げてみたい方、自作しているけど視野を広げたい方、パラパラ漫画で遊んでいて、これじゃダメだと思った方、ホビーロボットってどうやって動いているの?と思う方などなど、自分で作る(知る、理解する)ってことに興味のある方、みなさんにオススメです。


☆彡…ミリオンセラーになりますように~


 

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Comment

  1. いま研 より:

    4軸二足歩行ロボットATWALKERを作成しました。

    ロボット自作に興味を持ち始め、ウェブで調べたところ、SISOさんがお薦めしている本を参考にしました。本当は、60日本を参考にロボットを自作したかったのですが、挫折する可能性が非常

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