ギアの作図方法・ARUMO-SiR07Mの脚ヨー軸
すいません m(_ _)m、本記事はブログ引越時に書式が崩れました。順次修正中です。
ARUMO-SiR07Mのヨー軸は、サーボ1つで両足を駆動しています。以前、前田さんのSub Zeroでもやられていた方法で、片方の足を開くと、もう一方の脚も開くようにしました。たぶん誰でも、ギアにすればいいよね、というところまでは思いつくと思うのですが、どうやってギアを作図するのかがわからず苦労しました。
ギアの歯というのは、単純な三角形ではなく、少し丸みの付いた三角形です。インボリュート曲線だったかな。なんか、円弧をいくつか組み合わせた形だったか、棒に巻きつけた糸を解いていく曲線だったかと思います。昔、中学校で先生が得意げに説明していた気が…今、ぐるぐるしてみたら正解っぽいです(「ぐるぐる」は最近、Googleで調べ物をするときに心でつぶやく呪文)。で、困ってネットを徘徊していて見つけたのが「ABCgaragesoft(機械屋さんの自作プログラムギャラリー)」というホームページにアップされていた「歯車噛合い計算・作図ソフト」です。
このソフトウェア、試用中は5の倍数の歯数のみ計算可能とかいろいろ機能制限がありますが、とりあえず、一発作るにはOKっぽかったので、このツールでDXFファイルを生成し、それをPRX1510で切りだしました。
マシーンに搭載する都合上の軸間距離とか直径、あと、使えるエンドミル径の問題とかがあるため、いくつかモジュールや歯数を調整して作りました。ギアって、すごい精度がいるものなので、いくらPRX1510を使っても完璧にとはいかないのですが、それでも、ちゃんと使えるものができました。
この機構、おもしろいので、他の部分にも使おうと思っています。
2009.6.1追記…ABCgragesoftさんのホームページが移転したとの事で、新しいURLはhttp://abcgaragesoft.web.fc2.com/index.htmlです。
お久しぶりです!ロボファイト3でピルクスを使っ
ていたNAKAYANです。
そーなんですよね、ギアの歯ってインボリュート曲
線なんですよね。それをCNCで、しかもこの小さ
さで削り出しちゃうのがすごいです!
樹脂製のようですが歯が折れたりはしないですか?
私も今自作ロボットにギア機構を取り付けようとし
ているのですが、ギアはラジコン用のものを流用
することに・・・。