ブタメンBIGとブタメン食べ比べ!味は飽きないよう工夫されている模様。セブンイレブン限定販売中。
おやつカンパニーとエースコックのコラボ商品、ブタメンBIGがセブンイレブン限定(個数も限定みたい)で発売されています。子どもの時にブタメンを食べることができなかったので、大人向け?のブタメンBIGを購入してみました。
ブタメンBIG、麺は約2.5倍、値段も約2.5倍
ブタメンが発売されたのは1978年らしい
おやつ扱いということで、インスタントラーメンのコーナーではなくお菓子コーナーに置かれているブタメン、見た目も小さいですが、お湯の目安量が180ml、麺の量が30gということで、カップヌードル(お湯の目安量300ml、麺65g)などの一般的なカップラーメンと比較するとだいたい半分ぐらいのボリュームです。
デザインはブタメンよりちょっとピンクが強いブタメンBIG
ということで、せっかくのチャンス、ブタメンBIGとブタメン、両方とも買ってきました(ちょっと大人買いな気分♪)。パッケージデザインはよく似ているけどブタちゃんちょっとピンク強いかな?
比較のレギュラーサイズなブタメンはスーパー購入の70円(税込み)バージョンです。対してブタメンBIGは178円(税込み)です。麺の量、価格、どちらも2.5倍あたりというのは、消費者が納得しやすい数字とか、そんな感じでしょうか?
おやつカンパニーとエースコックのコラボ商品
パッケージはビニールがかぶっていて写真撮影しづらいので、はがして改めて撮影してみました。デザインはブタメンとほぼ同じですが、「BIG」を入れるために「ブタメン」の文字の角度が変わっていたりします。
製造者はおやつカンパニーではなくエースコックです。ブタメンBIGは株式会社おやつカンパニーとエースコック株式会社の共同開発商品で、製造はエースコック株式会社となっています。レギュラーサイズのブタメンがおやつカンパニーで製造されているので、そのあたり、味や食感に違いがあるのか興味があるところです。
改めてみると、目がグルグルしてふらふらしているようなイラストなんですね。お腹が減っているのか、豚骨スープを取るためにお風呂に入ってのぼせたのか…。
どうも2006年にも販売されていた模様
ブタメンBIGのことをインターネットで調べていたら、2006年頃にも販売されていたようです。パッケージデザインからすると「ブタメンBIG」ではなく「BIGブタメン」かもしれません。キャッチフレーズは「トコ豚(トン)、うまい!」となっており、「豚(トン)でもないウマさ!!」ではありません。
ブタメンBIGとブタメンでは麺とか原材料がちょっと違う
ブタメンBIGとブタメンの原材料名を比較
原材料名、よく見ると少しずつ材料、或いは書かれている順番=使われている量が違います。こちらはブタメンです。
続いてブタメンBIGです。縦書きになっていますね。
並べてみると、材料がいろいろと変わっていることがわかります。
ブタメン | ブタメンBIG |
---|---|
油揚げめん | 油揚げめん |
小麦粉 植物油脂 食塩 しょうゆ 砂糖 たんぱく加水分解物 ポークエキス 卵白 ポークエキスパウダー |
小麦粉 植物油脂 食塩 しょうゆ 鶏・豚エキス 砂糖 野菜エキス |
とんこつ風味粉末スープ | スープ |
食塩 ポークエキスパウダー 植物油脂 デキストリン ぶどう糖 こま 香辛料 粉末しょうゆ 精製加工油脂 乳糖 チキンパウダー 香味油 |
食塩 植物油脂 ポークエキスパウダー デキストリン 糖類 しょうゆ オニオンパウダー 香辛料 チキンパウダー 香味油 全卵粉 |
エースコックが製造ということで麺はオリジナルとは少し違うかもしれません。また、スープの方も、ブタメンBIGの方にはオニオンパウダーやチキンパウダーが入っており、濃厚感を維持しつつ味に飽きないような工夫がされているのかもしれません。
かやく(具)はブレずに「ごま」だけ!
ブタメンに入っているかやく(具)は「ごま」だけなのですが、ブタメンBIGもブレずに「ごま」だけ入っています。ある意味すごいかも。200円近くするのに「ごま」だけってことは、それはそれでこだわりなのかもしれませんね!
やっぱりブタメンBIGの方がマイルドなスープ
麺の色はブタメンBIGの方がやや濃い目
というわけで、一気にブタメンBIGとブタメンを食してみたいと思います。
フタを開けると、さすがブタメン、かやくはまったく無く…いや、ゴマだけはありあす。 あれ?うーん、ちょっと色が違います。ブタメンBIGの方が麺の色が濃い気がします。
色の違いを正確に表現するため、デジカメのAWB(オートホワイトバランス)機能はオフにして、あとからパソコン上で比較写真を同じパラメータで色補正しました。AWBを有効にしていると、被写体の色配分で自動的に色温度調整が変わってしまい、写真によって色が変わってしまいます。ブタメンのふたを開けた写真からは全部AWBをオフにしています。
こちらがブタメンBIGです。スープの粉の隙間から見える麺の色にご注目ください。
こっちはブタメンです。ブタメンの方が麺の色が白っぽいです。
この後、麺の一部を取り出して個別に撮影してみたのですが、なんか、麺をつまんでいる指があまり美しくないので、写真は却下しました。
お湯を入れて3分待つのはどちらも同じ
ブタメンがBIGになったからといって待ち時間が増えるわけではありません。どちらも3分です。
待っている間にフォークを用意します。これはブタメンを購入した時に、そばにおいてあったフォークです。そういえば和食は箸を横向きに置きますが、中国などでは箸を縦におきます。ちょっと覚えておくといいかも。
3分経過、そろそろ食べてもいいかな?
「スープがとけ残らないようによくかきまぜてお召し上がりください。」とあるように、しっかりとカップのそこの方までかき混ぜる必要があります。さすがブタメンBIG、「BIG」が冠されているだけあってブタメン用のフォークでかき混ぜるのはかなり苦しいものがあります。
ブタメンBIGとブタメンでは麺の食事想定時間がちがうっぽい
ブタメンBIG、ちょっと麺を持ち上げるだけでもやっぱり量があるな、とワクワクしちゃいます。ブタメンBIGの麺は、ブタメンと比較するとちょっと固めです。腰があるというか、いや、単に固いというか、そんな感じです。
味そのものはブタメンのそれに近いです。でも、別の麺を持ってきてブタメン風にした感じがしないでもないです。
対してブタメンの麺はツルツルもちもちです。
食べ始めの時点ではブタメンの方がはっきり感のある味だったのですが、食べ進むうちに麺の食感を変えてある理由がわかりました。今回、ブタメンBIGとブタメン、同時に食したわけですが、それはブタメンBIGとブタメンを同じ時間で食べたことになります。
通常、ブタメンは量が少ないのであっという間に食べることが想定されていると思います。しかし、今回、ブタメンBIGと一緒に食べたことで、かなり早食いのSiSOでもそれなりの時間が経過しています。
ブタメンは食べているうちにフニャフニャしてきてしまいました。対してブタメンBIGは最後までいい塩梅の食感がありました。ブタメンBIGの方は、そのボリュームに見合った食事時間に合わせた麺になっているのでしょう。
スープは少量で満足できるブタメンと、最後まで飽きないブタメンBIG
スープはブタメンの方がしょっぱいです。ブタメンBIGの方から飲んでみるとわかりますが、ブタメンと比較して明らかに塩気が少ないです。ちょっとあっさり目なのかもしれません。
単独で味わったらどちらもブタメンのスープという感じはするでしょうが、飲み比べてみると、ブタメンBIGの方はかなり角を取ったマイルドな味になっています。ブタメンBIGの方がスープの量も多いため、最後まで飽きずに食べれるよう配慮されているようです。
もし、ブタメンと同じスープだったら、塩気が強すぎて途中で味に飽きちゃうんじゃないかな?逆にブタメンは量が少ないので、インパクト強めの味で一気に勝負をかけるコンセプトなのかもしれません。
単にBIGサイズにするだけでなく、それなりに味が調整されていて、よく考えられた商品だと思います。
今日の一言二言三言
ブタメンBIG ブタメンにして ブタメンにあらず
単独でブタメンBIGを食べていたら、ブタメンBIG開発者の配慮に気がつくことができないところでした。ところでブタメンBIG、ブタメンみたいにスチロール製のカップにならないものでしょうか?BIGの方はペーパー製なので、入れているお湯の量も相まって熱くて持つのがちょっと辛いです。
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