日本郵便がMVNO参戦！？そりゃすごいサポート窓口数になりそう…。格安SIMでスマホ＆ケータイする人が増えすぎるとどうなるんだろう？

公開日：2014/12/02

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SiSO-LAB 日本郵便MVNO参戦

ここしばらくもかなり動きのあるMVNO業界ですが、なんと、日本郵便も来年中には取り扱いを開始できるよう、検討を進めているとのこと。格安SIM、直接訪問できる窓口が少ないということが多いですが、一気に解消されちゃうのかな？

OCNが音声通話対応、NiftyもMVNO参戦

我が家のiPhone 4sと5s、どちらもIIJmioの格安SIMにて運用中です。どちらもデータ通信専用なので、月額1,000円でお釣りがきます。現在はIIJmioも、「みおふぉん」というサービスで音声通話にも対応しているので、今使っているフィーチャーフォンが壊れてきたら「みおふぉん」にMNPしてしまうつもりです。

先月後半かな？NiftyもMVNOに参戦、もちろん、データ通信、音声通話もあって価格帯もほぼ既存サービスと横並び、提携ショップで買い物をすると何やらお得なサービスが受けられるというもの。「へー」と思いつつも、シンプル好きなSiSOとしては、ちょっとイマイチかな。

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なぜかと言いますと、「還元」みたいなサービスが入って価格が変わってくるとなると、結局、今の携帯キャリアのグレーな価格設定と同じことになってくるんじゃないかな？「還元」の原資はどこからか出ているわけで、恐らくその価格は「還元」されていないユーザーにも跳ね返ってくるはず。

今、携帯キャリアで、MNP時の割引合戦が何かと問題になっており、MNPした方が得、という状況になっていますが、結局、それらの資金は継続契約しているユーザーに跳ね返ってきているんでしょう。

そんなわけで、シンプルな料金体系、価格を下げるのであれば、全ユーザーに公平に分担されるようなものがいいんじゃないかな？と思います。

今月から、OCNもついにMNP可能な音声通話サービスを開始しました。OCNといえば、「１日あたりのデータ通信量」で選択できるプランが話題ですが、現在は、月あたりのデータ通信量によるプランもあり、価格も他社と同じぐらいです。

音声対応SIM ｜ OCN モバイル ONE

今のところ、技術的な情報公開が進んでいて好み！ということもあって、MNPするならIIJmioと思っていますが、各社いろいろなプランが出てきてちょっと迷っちゃいます。

格安SIMってどうやって使うの？

友人にも興味を示してくれる人がいて、時々聞かれたり、ちょっとサポートしたりしていますが、簡単に説明しちゃうと以下のような感じです。

現状、MINEOという格安SIMだけがAU系で、それ以外は基本、SIMフリー、或いはドコモのスマホや携帯電話であれば、同じサイズの格安SIMを挿すことで使うことができます。もしかしたら、APNの設定が必要かもしれませんが、大抵の場合、各社のホームページに設定方法が掲載されています。

SIMというのは電話番号などの契約情報が入ったカードで、iPhoneならば横から差し込みます。データ通信専用でも電話番号が割り当てられていますが、音声通話はできません。もし、この番号に電話すると「データ通信専用です。」というアナウンスが流れます。

サイズは今のところ「標準」、「マイクロ」、「ナノ」の３種類です。

格安SIMが増え続けるとどうなるのかな？

やることは簡単なんですが、やはり、直接出かけていってサポートしてもらえる窓口がほとんど無い、というのがMVNO業界の現状。多分、窓口増やすとコストもかさんで、価格に旨味が無くなるという面もあると思います。逆に、携帯電話会社がショップを無くしてオンラインのみのサービスにしたら、値段が下がるのかも。

そこでようやく「日本郵便」のネタです。記事タイトルの「日本郵便がMVNO参戦！？」ですが、日本郵便がもしMVNOに参戦し、郵便局（全部ってことはないでしょうけど、市町村にある大きな郵便局とか）でのサポート体制を整えると、一気に窓口問題が解決、今までMVNOというキーワードを聞いたことが無い年齢層の方々にも広がっていきそうな予感です。

日本郵便:格安スマホ参入検討　１５年度中　高齢者に需要 – 毎日新聞