先日購入したNexus7（2012）、3G通信モデルなので、普段、iPhone4sに入れている、IIJmioのSIMを入れて設定してみました。結局、特に問題なくさくっと接続できました。これで、家族でお出かけの時は、Nexus7で3G通信、普段はiPhone4sで、という使い分けができるようになります。

今回購入した2012年版Nexus7は箱破損品ということで、ASUS Shopからアウトレット品として購入したものです。おかげで、中古品よりも安く新品を購入することができました。購入経緯については、本エントリの下のほうで「関連エントリ」にまとめていますが、ASUSにはオンラインショップがあり、そこのアウトレットコーナーにて販売されています。

ASUS Outlet – ASUS Shop

というわけで、まずはNexus7の電源を落とし、SIMトレイを取り外します。

ん？

iPhone4sだと、穴にピンを押し込むと「カシャッ」という感触とともにSIMトレイが出てくるのですが、Nexus7、いくらピンを押し込んでもSIMトレイが出てきません。結局、

ピンでトレイを引っ掛けて引っ張り出す

が正解でした。うぅ、なんか高級感無いです…。トレイも樹脂製のちょっとふにゃっとした感じの素材で、まあ必要にして十分と言えばそんな感じかも。

SIMは、Nexus7をひっくり返した状態で挿入します。SIMの向きは、Nexus7をひっくり返した状態で、接点が上向きになるようにSIMトレイに載せます。そんなこんなで、バシっと再度挿入します。

続いて、Nexus7の電源を再投入し、IIJmioの設定を行います。

まずはアプリボタン？から設定を開きます。

「その他」から「無線とネットワーク」を開き、「モバイルネットワーク」をタップします。

「モバイルネットワーク設定」の画面が開きますので、「アクセスポイント名」をタップして設定画面に入ってから、右上の「≡」をタップし、「新しいAPN」をタップします。

後はアクセスポイント情報を入力します。

• 名前…なんでもいいですが、今回は「IIJmio」としました。


• APN…「iijmio.jp」


• ユーザー名…「mio@iij」


• パスワード…「iij」


• 認証タイプ…「PAPまたはCHAP」

これで3G通信ＯＫ！なはずです。記念すべき最初に表示する情報は、もちろんSISO-LABです。！うーむ、バッチリ…というか、iPhone4sで表示するより速い気がします。

ひょっとしてこれ、もしかしたら「High Speed FOMA」の「H」ですか？

恐らく、iPhone4sでは、周波数の関係でHigh Speed FOMA」の電波を捕まえていないような気がします。Nexus7では、High Speed FOMAの電波を捕まえれていて、通信が速いのかもしれませんね。ともあれ、iPhone4s、Nexus7、どちらもしっかり使えますので、3枚SIMプランとかもいいかな？なんて考え始めてしまいました。

最近、すごく悩みます。現在、IIJmioを使っており、なかなか質が良くて気に入っています（通信速度の安定性とか、低速時でも200kbpsしっかり出てくれるとか）。そんなわけで、IIJmioをベースにビックカメラがWi2 300プランを追加して価格そのままのBIC SIMがいい、とずっと思っていたのですが、ここへきて、BIGLOBEがかなり月1Gバイトまで高速通信が可能なプランを980円で打ち出してきました。しかもチャージ機能付きです。繰り越し仕様などの詳細がよくわからないところはありますが、そもそも、毎月1Gバイトの高速通信があるならば、繰り越し不要かもです。

個人的注目どころを並べると、こんな感じです。

• IIJmio 高速モバイル/D




• 初期費用…3,150円


• 月額…945円/月


• 高速通信容量…500Mバイト


• 速度制限時…200kbps


• チャージ…100Mバイト/315円


• 付属容量繰越…翌月


• Wi-Fiスポット…あり（Wi2 300）


• 最低利用期間…1ヶ月＋α


• SMSオプション…あり


• 制限…3日あたり366MB。ただし高速通信時は無適用。
   


• BIC SIM （IIJmio）




• 初期費用…3,150円


• 月額…945円/月


• 高速通信容量…500Mバイト


• 速度制限時…200kbps


• チャージ…100Mバイト/315円


• 付属容量繰越…翌月


• Wi-Fiスポット…あり（Wi2 300）


• 最低利用期間…1ヶ月＋α


• SMSオプション…あり


• 制限…3日あたり366MB。ただし高速通信時は無適用。
   


• BIGLOBE LTE・3G エントリープラン




• 初期費用…3,150円


• 月額…980円


• 高速通信容量…1Gバイト/月


• 速度制限時…128kbps


• チャージ…100Mバイト/315円


• 付属容量繰越…不明


• Wi-Fiスポット…あり（Wi2 300）


• 最低利用期間…なし


• SMSオプション…2014/02予定


• 制限…直近72時間(3日間)の通信量の合計が360MB以上になる場合、速度制限がかかることがある（高速、速度制限関係なさそう）。
   


• OCNモバイルONE




• 初期費用…3,150円


• 月額…980円


• 高速通信容量…30Mバイト/日


• 速度制限時…200kbps


• チャージ…なし


• 付属容量繰越…なし


• Wi-Fiスポット…なし


• 最低利用期間…なし


• SMSオプション…2013/12/17より


• 制限…30Mバイト/日以外はなし。

※念入りに調べていますが、間違っていたらごめんなさい。

というわけで、SISOはIIJmioを使用中ですが、心がちょっと揺れる有力候補はBIGLOBEです。 

日本通信が入っていませんが、音声通話を重視するならば、日本通信の一択になるかと思います。しかし、BIGLOBEもサービス検討中との話があり、目が離せません。もし、BIGLOBEが月額1,800円ぐらいで現状のデータ通信サービス内容を維持しつつ、音声通話までつけてくれたら引っ越しちゃうかもしれません。

…と、話はもどりまして、データ通信専用とするならば、今のところBIGLOBEが一番お得ではないかと思います。ちょっと速度制限時の128kbpsが気になりますけど…128kbpsと200kbps、体感ではかなり違いますので。

ただし、戦国時代真っ最中の格安SIM市場、他社がどのようなサービスを仕掛けてくるかはわかりませんので、「欲しい時が買い時！」でしょう。

欲しい時が　買うべき時

パソコンにしろ、こういうサービスにしろ、サイクルが早い製品ってのは、買い時が難しいです。でも、そうやって買い時を逃すこともあります。そんなわけで、よく調べて、その瞬間を納得して購入するのであれば、悔いなし！ということにしましょう。