無料で10GBストレージのBox、裏ワザ?でシステムドライブ以外にも同期フォルダ設定可能でした。設定方法とか。
Boxのサポートページを見ていたらおもしろい情報を見つけたので、久しぶりにちょっとBoxをいじってみました。以前、iOS用アプリのキャンペーンがあり、50GBも無料取得することができました。しかし、同期フォルダはシステムドライブにしか置くことができないため、ちょっと使いにくいな、と思っていたところ、BoxSync4からは同期フォルダのロケーションが変更可能になっていたようです。
無料で10GBのストレージが使えるBox
Box Free Cloud Storage, Secure Content & Online File Sharing
ネットワークストレージといえばDropboxやSugarsyncが有名ですが、SiSO的に次に注目しているのがBoxというサービスです。ファイルサイズは最大250MBという制限があるものの、10GBというストレージが無料で使えるのはとても魅力的です。
リリース当初、Dropbox等と違ってパソコンとの同期ができないなど、イマイチ感がありましたが、BoxSyncというプログラムがリリースされてこの点が解消されました。
また、今年の初めにiOSアプリキャンペーンがあり、なんと50GBになってしまってホクホクです。ところが、実はほとんど使っていません。
50GBも取得したのに使っていない理由
boxを使い始めてすぐに放置してしまった理由は、「同期フォルダがCドライブに割り当てられる」ことです。Cドライブと言えばシステムドライブ、我が家のメインPCでは、CドライブはSSDで構成しており、なるべくデータのために容量を使いたくないところです。
そう思って何気にサポートページを眺めていたら、なんと、好きなドライブの好きなフォルダ以下に同期フォルダを設定する方法が掲載されいました。そんなわけで、早速、試してみることに。
Can An Admin Change the Default Folder Location for Box Sync – Box Help
Cドライブ(システム)以外に同期フォルダを割り当てる方法
先のサポートページの情報を見ると、Mac版とWindows版、両方書いてありますが、我が家のパソコン事情によりWindows7で手順紹介をします。
簡単には、以下の流れでできるとのこと。
一旦、BoxSync4をアンインストールします。
「もしインストールしていれば…」と書いてありますが、一旦、インストールしないと、後で編集するレジストリキーが作成されないので、初めての場合はBoxSync4を一旦インストールしてアンインストールする方が手堅いと思います。
以下のフォルダを削除します。
C:\Users\
レジストリエディタで同期フォルダパス指定
レジストリエディタ(ちょっと高度テクですが)を使って、「HKEY_LOCAL_MACHINE > SOFTWARE > BOX > BoxSync」内に文字列値で「SyncRootFolder」という値を作り、そこに同期したいフォルダ名を、ドライブ名から書きます。
BoxSync4をインストールします。
このとき、同期フォルダを先に作成しておくと「既にフォルダがあってデータがあって云々かんぬん」とエラーが出ますので、1つ上のフォルダまで作成しておいてください。
レジストリエディタを使う場合は、失敗すると何かと危険ですので、システムのバックアップを先に取っておきましょう。レジストリエディタを起動するには、「ウィンドウズキー」+「R」と押して「ファイル名を指定して実行」画面を開き、そこで「regedit」と入力して「OK」を押します。
後は、以下のスクリーンショットのように値を作成します。作成は、右クリックで「新規」→「文字列値」と操作します。この例では、「D:\DATA\SYNC\Box」にしています。
Boxの同期フォルダを開いてみると、ちゃんとサーバと同期されていることがわかりあす。
Box for iPhone and iPad 3.1.0(無料)
カテゴリ: ビジネス, 仕事効率化
販売元: Box, Inc. – Box, Inc.(サイズ: 29.9 MB)
全てのバージョンの評価: (546件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
Box – Google Play の Android アプリ
※記事公開時の情報ですので購入時は再確認願います。
今日の一言二言三言
これからは データ保管に バシバシと
使える予感 50GB
データバックアップやファイル共有にはバシバシ使えそうですので、ブログネタの保管とかに使っていこうかと思っています。50GBあれば、我がSiSO-LAB程度のデータ、問題なく運用できそうです。
ただ、boxはまだまだ対応しているアプリが多くありません。メジャー度で言うと、Dropbox>Sugarsync>boxという感じです。しかし、いきなり10GBという大きなストレージを取得できるため、今後、流行ってくるんじゃないんでしょうか?
Google Driveも無料で15GBということで容量は魅力的なのですが、利用規約をよく読んで判断する必要がありそうです。例えば、ブログのバックアップ(既にインターネットで公開されていますから)や、そのうち公にするような情報であれば問題無いと思います。しかし、自動化されたクセスと言いながら、コンテンツが違反しているものかどうか判断できるレベルでアクセスすること許可しますので、プライベートなデータだとちょっと気になります。
Google 利用規約 – ポリシーと規約 – Google
ちゃんと規約も読んで、適材適所で気持ち良くサービス利用したいものです。
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